トヨタ自動車、1歳未満の子を持つ社員を対象に、終日在宅勤務制度を導入
トヨタ自動車は2日、在宅勤務制度を4月から拡充したことを明らかにした。1歳未満の子供がいる社員を対象に、週1回2時間出社すれば残りは自宅で働けるようにする。入社から一定の年数がたった事務職と技術職が対象で、工場勤務の技能職の社員は除く。(日本経済新聞)
トヨタは以前から小学校4年生までの時短勤務や部分的在宅勤務(標準労働時間帯内で4時間/日 在社が必要)制度があったが、これをさらに拡充した形だ。
女性の活躍推進が国の方針とされる中、今年1月には三菱商事が在宅勤務制度の試験導入を発表するなど、女性のキャリア形成と継続のため、在宅勤務制度を導入する企業が増えている。全ての職種に導入することは難しいが、妊娠を機に離職かバリキャリの道を選ぶしかなかった女性たちに、別の選択肢が増えてきたことは確かだろう。
(『日本の人事部』編集部)