リクルートキャリアコンサルティング
59歳対象の進路支援サービスを拡充
リクルートキャリアコンサルティング(東京都港区、青山銀二・代表取締役社長)は、4月1日の改正高年齢者雇用安定法(*)の施行をうけ、2006年に60歳の定年を控えた59歳の従業員向けに2006年4月1日よりサービスを拡充します。リクルートキャリアコンサルティングは、シニア向け進路支援サービスを通して、企業の「多様な雇用」の創出支援を行い、個人の「自分らしいキャリア選択」の支援を行って参ります。
※「改正高年齢者雇用安定法」
定年(65歳未満のものに限る)の定めをしている事業主は、その雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するため、(1)定年の引き上げ (2)継続雇用制度の導入 (3)定年の定めの廃止 のいずれかの措置を講じなければならない。 ただし、事業主は、労使協定により、(2)の対象となる高年齢者に係る基準を定め当該基準に基づく制を導入した時は、(2)の措置を講じたものとみなす。
■ サービス拡充の概要
2005年10月に開始した個人の進路決定支援サービス(キャリア研修・カウンセリングサービス)では50代の従業員を対象に、ライフプラン・キャリアデザイン・マネープランの3つの側面から、個人のキャリア選択を支援してまいりました。
2006年4月からは、「60歳以降も働きたいが、その場は今の勤務先ではない」という従業員に向けて、「59歳からのライフ/ワークサポートサービス」を開始します。 また企業への再就職にとどまらず、独立や派遣、ボランティア活動やNPO団体での活動などといった「生き方・働き方」の選択肢を広げるための情報提供・ネットワーク作りを、専門団体との提携により行います。働くシニアに向けて、一貫したサービス提供を実現します。
■ サービス拡充の目的と背景
「改正高年齢者雇用安定法」の施行をうけて、個人は「何歳まで」「どのように働くか」を問われることとなります。同社では、昨年10月から、従業員の向けサービスを開始し、このような環境下にある企業と個人について、以下のような特徴と課題が明らかになりました。60歳以降も働いていたいと思うが、具体的な進路を決める際に、不安がある個人に向けて、様々な働き方を選択するための情報提供と進路決定支援を行います。
■ サービス拡充の詳細
新設「59歳からのライフ/サポートサービス」について
◎基本コース:5週間のプログラム
・ライフプランやキャリアデザイン、マネープランの3つの側面で行う研修・カウンセリング
・「模擬面接」や「職務経歴書の作成」などの求職活動に必要なスキル習得
・独立や派遣、ボランティア・NPO団体での活動などといった「生き方・働き方」の選択肢を広げるための情報提供・ネットワーク作りの方法
◎オプション
・コース別体験サービス [提携先のサービス提供]
・「ボランティア体験」「独立のための研修受講」「田舎暮らし」「ロングステイ」など
(リクルートキャリアコンサルティング http://www.recruit-cc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月13日)