平成26年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(厚生労働省)
~大学卒業予定者の就職内定率は86.7%と前年同期比3.8ポイント上昇し、
平成20年3月卒業者以来7年ぶりの水準。平成27年2月1日現在~
厚生労働省は、このほど、平成27年3月に大学を卒業する学生の就職状況などを文部科学省と共同で調査し、平成27年2月1日現在の状況を取りまとめました。調査対象は、全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から、設置者や地域などを考慮して抽出した112校、6,250人です(※1)。
本調査は年4回(10月1日、12月1日、2月1日、4月1日)実施し、翌月に発表しています(※2)。
【就職内定率】
○ 大学 86.7%(前年同期比 3.8ポイントの増。)
○ 短期大学(女子学生のみ) 78.1%(同 0.5ポイントの増。)
○ 高等専門学校(男子学生のみ) 98.7%(同 1.3ポイントの減。)
○ 専修学校(専門課程) 77.1%(同 1.3ポイントの減。)
※1 調査対象、調査方法
調査校112校の内訳は、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校10校、専修学校20校。
調査対象人員6,250人の内訳は、大学、短期大学、高等専門学校併せて5,690人、専修学校560人。それぞれの大学、学校などで、所定の調査対象学 生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、就職状況などにつき調査しています。なお、内定率とは、就職希望者に占める内定取得者 の割合です。
※2 調査時期、発表時期
調査時期/発表時期
平成26年 10月1日/11月14日
12月1日/1月20日
平成27年 2月1日/3月20日
4月1日/5月中旬
[参考:推計値]
○平成27年3月卒業予定者数/うち就職希望者数/うち就職(内定)者数
・大学:56万人/43万1千人/37万4千人
(56万3千人)/(42万8千人)/(35万5千人)
・短大:5万9千人/4万9千人/3万8千人
(5万9千人)/(4万7千人)/(3万6千人)
・高専:9千6百人/5千5百人/5千4百人
(1万3百人)/(6千人)/(6千人)
・専修学校:23万3千人/21万6千人/16万7千人
(22万3千人)/(20万8千人)/(16万3千人)
※( )は前年同期の数値。
注)卒業予定者数は、文部科学省「学校基本調査」から推計した数値で、就職希望者数と就職(内定)者数は本調査結果から推計した数値です。
○大学卒業予定者全体に占める内定者の割合「66.3%」(前年同時期の値は「62.6%」)
注)卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。
【参考:就職支援のための取組】
厚生労働省においては、文部科学省及び経済産業省との連携により、「未内定就活生への集中支援2015」に取り組んできましたが、更に「未就職卒業生への集中支援2015」に取り組むこととしました。
対策の詳細等については3月20日公表の「卒業後1日でも早い就職を目指して」をご覧ください。
資料全体版(PDF:378KB)
第1・2表(PDF:33KB)
第1・2表(Excel:29KB)
参考1(PDF:85KB)
参考2(PDF:82KB)
参考2(Excel:73KB)
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 3月20日発表・報道発表より転載)