NOCがQMS認証取得に加えISMSも取得
業務系アウトソーシング、初のダブル認証取得
NOC 日本アウトソーシング(東京都新宿区、高橋泰・代表取締役社長)アウトソーシング事業本部は、業務受託を通じてお預かりする顧客企業の重要なる会社情報、個人情報を各種法令に準じて適正に保護するため、また社内外のネットワークの情報セキュリティーを安全に維持管理するために、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を2005年8月1日より導入し、このほど認証を取得しました。
同社はISMSに先立ち2005年8月16日にQMS(品質マネジメントシステム、ISO9001:2000)も取得しており、業務系アウトソーシング事業所として全ての業務メニューに対して、QMSおよびISMSの両方の認証を取得したのは、業界初となります。
2004年4月1日に全面施行された個人情報保護法のみならず、2006年5月1日より施行される改正会社法における内部統制、さらに今後施行が予定されている日本版SOX法により企業として今後ますます企業統治(ガバナンス)と法令遵守(コンプライアンス)が強く求められ、その要求水準を満たすシステム、体制の整備などに多大な時間と労力が必要となります。アウトソーサーとしてのこうした取り組みは、顧客企業そのもののコンプライアンス経営、内部統制の評価面で大きなメリットを顧客にもたらすことに成ります。また、QMSおよびISMSの認証取得をしたことにより、各種法規に基づき、顧客企業に義務つけられるアウトソーサーに対する管理監督義務が、質・量ともに軽減されることにもつながります。
同社は今後とも高品質で安全なサービスの提供を実現し、ISMSの高度化を進め、より一層顧客から、そして社会から信頼されるアウトソーサーを目指してまいります。将来的にはEMS(環境マネジメントシステム)への取り組みも進めることにより、コンプライアンス経営をさらに進めた、CSR(企業の社会的責任に根ざした経営)を実現すべく考えております。
(NOC 日本アウトソーシング http://www.noc-net.co.jp/home.html/同社プレスリリースより抜粋・4月6日)