NECがeラーニングの新製品を発売
協調学習を推進する「i-Collabo.Learning Ver2.0」
NEC(東京都港区、佐々木元・代表取締役会長)はこのたび、教育機関向けの協調学習型eラーニングシステム「i-Collabo.Learning (アイコラボラーニング)」について、講師の利便性を向上させるとともに、新たな協調学習を推進する機能を実現した「i-Collabo.Learning Ver2.0」を製品化し、販売活動を開始しました。
新製品は、WEB学習、授業支援、学習者管理の各機能を提供する「i-Collabo.LMS」、パソコンを使っての双方向型遠隔講義・TV会議機能を提供する「i-Collabo.Live」と、マルチメディアWEBコンテンツ作成ツール「i-Collabo.Authoring Tool」の3種により構成されています。
また、新製品は北陸大学、東海大学、上越教育大学での導入が予定されています。
NECでは、「i-Collabo.Learning Ver2.0」について、今後3年間で300本の販売を見込んでいます。また、新製品の発売に合わせて「i-Collabo.LMS」については、教育機関向けに半年間の無償貸出を行います。企業向けの研修に多く利用されてきたeラーニングシステムは、近年、大学講座、自己研鑽向けの利用が大きく伸びています。こうしたeラーニング市場において、NECでは、早稲田大学において3年間の運用実績がある大規模遠隔授業システムの開発および運用ノウハウにもとづき、日本の教育機関向けに特化したeラーニングシステム「i-Collabo.Learning」を開発してまいりました。NECでは大学分野でのeラーニングシステムシェアの50%を目指し、積極的な販売活動を展開しており、中学・高校向けへの販売活動を拡大していきます。
(NEC文教ソルーション事業部事業推進部tel:03-3798-2906/同社プレスリリースより抜粋・1月7日)