ディスコ、2016年度日経就職ナビ就職活動モニター調査結果
16卒学生、志望業界「決まっている」は8割超
就職先企業を選ぶ基準は、1位「将来性」、2位「給与・待遇」
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2016年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、2015年1月時点での就職意識に関する調査を行いました。(調査時期:2015年1月1日~7日、回答数:1,460人)
1.就職先企業を選ぶ基準、1位「将来性」、2位「給与・待遇」
就職先企業を選ぶ際に重視する点について、最も多かったものは「将来性がある」で47.9%でした。つづく「給与・待遇が良い」は37.3%となり前年度(23.5%)から大幅に増加しました。他にも「福利厚生が充実している」「休日・休暇が多い」などの労働条件に関連する項目のポイントが上昇し、安心して働ける環境を強く求める傾向であることがうかがえます。
2.就職活動解禁に向け、「学内ガイダンス参加」「自己分析」「業界研究・企業研究」など準備着々
就職活動本番を2ヶ月後に控えた1月1日時点で、就職活動の準備を始めたと回答した学生は全体の98.8%でした。準備の内容は、「学内のガイダンスに参加」が77.0%で最も多く、次いで「自己分析」74.2%、「業界研究・企業研究」71.1%の順となりました。これら上位3項目は、前年度の11月後半調査(就職活動解禁直前調査)とほぼ同じ水準となり、就職活動解禁に向け着々と準備を進めていることがわかります。
3.現時点での志望業界「決まっている」学生は80.1%。業界別では「銀行」が21.1%で最多
1月1日時点での志望業界の決定状況は、前回の11月調査に比べると「明確に決まっている」が24.2%(前回18.4%)より5.8ポイント増加し、徐々に就職活動の準備が進んでいることがわかりました。「なんとなく決まっている」55.9%を含めて、志望業界を決めている学生は80.1%に上ります。
志望業界を40業界から5つまで選択してもらったところ、「銀行」が21.1%で最も多く、次いで「水産・食品」20.9%、「医薬品・医療関連・化粧品」19.7%の順となっています。
4.既に「内定を得ている」学生が1.7%、「選考中の企業がある」も1割超
現時点での内定状況については、「内定を得ている」との回答が1.7%で、割合は少ないものの、既に内定を得た学生がいることが確認できました。筆記試験や面接などの「選考中の企業がある」という学生は13.2%、選考中の企業数は平均1.6社と決して多くはないですが、早くも選考ベースに乗っている学生が1割を超えました。
5. ベンチャー企業への就職、「関心がある」は25.3%
就職先としてのベンチャー企業への関心度は、「とても関心がある」(3.5%)、「ある程度関心がある」」(21.8%)で合わせて25.3%となり、4人に1人がベンチャー企業への就職に関心を示していることがわかりました。
*調査詳細は同調査レポート(PDF)をご覧ください。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ /1月22日発表・同社プレスリリースより転載)