松下エクセルスタッフが
派遣技術者に新たな付加価値を提案
昨今の本格的な景気回復を背景に、これまでリストラによる経費削減や新規の求人を控えてきた多くの企業が人材の積極採用に転じ、全国の有効求人倍率も一倍を回復するなど正社員の求人が増えてきました。
さらに、日本人材派遣協会の調査結果によると、大手派遣各社の受注も前年比2割増の勢いで増え、昨年10―12月の人材派遣実稼働者数も1カ月平均で31万2502人となり、前年同期に比べ7.6%増となりました。しかし一方で、伸び率は鈍化の傾向を見せ、7・四半期ぶりに10%を割り込みました。その要因として、派遣会社のスタッフ不足があげられています。このように景気回復による人材需要が高まるなか、これまで堅調な伸びを見せてきた派遣スタッフの新規登録者数が伸び悩んでいます。
主な原因としては、前述のように正社員の雇用が増えているということが挙げられますが、依然需要が増す企業からの活発な派遣需要に応える為、派遣スタッフの確保が派遣業界全体の大きな課題となっています。
そこでこのたび松下エクセルスタッフ(大阪市中央区、倉繁俊逸・代表取締役社長)では、人材不足が特に深刻な技術職の分野において、
「いつ仕事が途切れるか分からない」
「派遣は時給だから営業日が少ない月は給料も少なくなる」
「交通費が支給されない」
「スキルアップが自己責任で費用も自己負担になる」
など、派遣技術者の従来の不満や不安を解消すべく「派遣よりも安定、正社員よりも自由」 な就業形態の提供を目的としたいくつかの制度を設けました。以下は具体的な制度の内容です。
■ 『P4 Engineer』 http://tech.excelstaff.jp/html/topics/01_13.html
【 「派遣よりも安定就業、正社員よりも自由な案件選択」が出来る派遣契約 】
派遣先が決定すると、まずは技術者の皆さんと松下エクセルスタッフの間で雇用契約を締結。契約期間は1年間とし、派遣先での案件が終了しても雇用を保証。給与は月給制。(営業日が少ない月も月額を保障。)さらに契約期間中に就業場所が変わっても、別途交通費を支給。
■ 『サンクスポイント制度』 http://tech.excelstaff.jp/html/campainge/thanks_point.html
【 就業期間に応じて蓄積したポイントで技術系の講習が費用を会社負担で一度に最大24万円まで受講可能 】
■ 『資格取得支援制度』 http://tech.excelstaff.jp/html/skill/skillup_02.html
【 会社指定の資格を取得した技術者に報奨金一時金を一度に最大5万円まで支給 】
■ 『U・Iターン支援制度』 http://tech.excelstaff.jp/html/osusume/02.html
【 地方在住の技術者を対象に、都市圏で働く際の住宅・引越し資金を最大30万円まで支援 】
同社は、派遣技術者の安定した就業を支援するこれらのサポート制度により、新規登録者の増加を目指し、2006年度には派遣者数450人、売り上げ30億円、また2009 年度には派遣者数1400人、売り上げ100億円(技術者派遣事業のみ)を目標としています。
さらに今後も、技術者の採用強化を実現するため、より良い環境作りのための具体的施策を連打し、企業の人材ニーズにお応えしてまいります。
(松下エクセルスタッフ http://panasonic.co.jp/excelstaff//同社プレスリリースより抜粋・4月4日)