パソナがエディオンとの共同出資で
「人材派遣会社」を設立
総合人材サービスを展開するパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役グループ代表兼社長)と、家電量販店業界大手のエディオン(名古屋市千種区、久保允誉・代表取締役社長)はこのたび、エディオングループの大型家電量販店、デオデオ、エイデンおよびミドリ電化の各店舗に対して、人材派遣事 業を展開する新会社を共同で設立することに合意いたしましたのでお知らせします。
【 新会社設立の主旨 】
人材派遣事業を中心に総合人材サービスを手がけるパソナグループでは、一般事務分野の派遣に加えて、業界や職種にフォーカスした専門型の人材サービスも展開しています。この度、専門分野の派遣事業強化戦略の一環として、中部、近畿、中国・四国・九州地方の西日本で、シェアNO.1を誇る、大手家電量販店グループであるエディオンとの共同出資で、同社の子会社であるデオデオ、エイデンおよびミドリ電化の店舗を中心に人材派遣事業を展開する新会社を設立することとなりました。
エディオンの事業子会社である3社はいずれも「サービス型小売業」を経営の基礎とし、店舗でお客様と接する機会を大切にし、接客レベルの強化、商品知識力の向上に努めています。より複雑化する家電商品を安心してお買い上げいただくためには、単なる“接客”の域を越えた、質の高いサービスを提供する人材の確保、養成が不可欠となっています。従来、エディオングループでは、事業子会 社がそれぞれ派遣業務を展開してきましたが、一部の携帯関連商品の販売業務を除き、そのすべてを新会社に集約することで、エディオングループの派遣業務の効率化を図るとともに、パソナグループの持つ派遣サービスのノウハウ、派遣スタッフの福利厚生や教育研修制度などを有効に活用することで、質の高い人材の確保ならびに養成を行うことを目的としています。加えて、人材の安定確保により、今後の新規出店増加や営業時間の拡大などによる派遣社員の需要増加にも機動的に対応できる体制を整えていきます。
日本の労働市場ではすでに、「正社員」、「パート」、「アルバイト」そして、「契約社員」、「派遣社員」など多様な雇用形態が定着しており、現在のエディオングループにおいても、派遣社員がお客様と接する機会が増大しています。新会社を通じて、雇用形態に関わらず、質の高いサービスを提供できる人材を育成・確保することで、さらなる顧客満足度の向上を図っていきます。
(パソナ http://www.pasona.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月3日)