LiB、過去到達年収400万超 ハイキャリア女性の”残業”事情調査
ハイキャリア女性の約65% は月の残業時間が30時間以下!
~ 業務の効率化、時間の有効活用でメリハリのあるワークスタイルに ~
厚生労働省は先日、働きすぎ防止のための取組強化および過労死等防止対策推進法の成立を受けて、長時間労働対策に取り組むための「長時間労働削減推進本部」を設置しました。
安倍政権が「働き方」に関して様々な施策を行う背景を受け、仕事もプライベートも多忙なハイキャリア女性は、限られた時間の中でどのようにやりくりしているのかを調査するため、過去到達年収が400万円以上、平均年収約550万円の転職サイトLiB(リブ)会員にアンケート調査を行いました。
調査の結果、ハイキャリア女性の約65%が月の残業時間が30時間以下、「していない」と回答した人は全体の17%にも登りました。残業をしている理由は「業務量の多さ」が55%と最も多く、次いで「仕事を完遂したいという気持ち」が21%と、業務は多く質も高める努力もしているが効率化によって30時間以下に抑えられていると言える結果になりました。
さらに「仕事効率化のためにしている工夫があれば、教えてください」の質問には
•段取り術
•システム(自動)化
•周囲を巻き込む
•切り捨てる
などのテーマで様々な工夫をしている回答が得られました。
<太田彩子氏より>
仕事で活躍するキャリア女性に共通すること。それは「時間の使い方が上手」という点です。女性は仕事の他にもファッションや美容、恋人や女子友達との付き合いに加え、家族が居る方なら家事に育児にと、とにかく忙しい。仕事もプライベートも充実させたいパワフルな女性たちだからこそ、時間に対する意識が高く、結果としてメリハリ上手なのかもしれません。「残業をしてまで頑張ることが美徳」という古い価値観に縛られず、生産性の高さで評価される人が増える事を願ってやみません。その鍵は、時間に対する意識が高いキャリア女性にあるのかも知れませんね。
■太田 彩子 (おおた・あやこ) 氏プロフィール
「営業部女子課」主宰 / 株式会社CDG取締役
1大学在学中に出産し、それ以降、育児をしながら仕事に全力で取り組んできた。株式会社リクルートにおいてホットペッパーの営業担当者として数々の賞を受賞した後、「一人でも多くの女性が輝きながら夢や目標を達成する」ことを支援すべく、2006年に株式会社ベレフェクトを設立。「女性の営業職」という分野において企業内のダイバーシティプロジェクト支援や研修、講演では年200回以上精力的に活動。
著書に「1億売るオンナの8つの習慣」(かんき出版)や「売れる女性の営業力」(日本実業出版社)など多数。自らのライフワークとして、2009年より「営業部女子課」を主宰し、営業女子を応援している(現在、女性営業コミュニティとしては日本最大級)。2012年からはさらにその輪を全国に広げる「花咲かプロジェクト47」をスタートさせ、各地域の営業女子リーダー(通称:花咲か特派員)とともに「女性の営業力」×「地域活性」に取り組んでいる。「営業部女子課」プロデュースの手帳『営業部女子課手帳2015』を発売中。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社LiB https://libinc.jp/ / 11月11日発表・同社プレスリリースより転載)