ディスコ、2015年度・新卒採用に関する企業調査―内定動向調査」
~2015年度新卒採用、長期化の気配。 人事担当者川柳は、採用の内定辞退を嘆く声多く。
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業8,860社を対象に、2015年度の採用活動の手ごたえや状況などを調査しました。また、2016年度からの採用活動時期の繰り下げについても、採用担当者としての意見や方針を聞きました。
*詳細は同調査レポートをご覧ください(PDF)。
1.2015年卒選考状況は、48.9%が終了。「サービス業など」は、4割に届かず
2015年3月卒業予定者の採用選考の終了率は全体で48.9%でした。300人未満の中小企業が42.9%にとどまったのに対し、1000人以上の大手企業、300~999人の中堅企業は「終了した」が半数を超えました。業界別では金融が6割強終了と、サービス業などと約1.5倍の差がついています。
2.内定辞退者の増減、今年度は「増えた」増加
内定辞退者について、「かなり増えた」「やや増えた」が合計で38.7%。昨年度と比較して9.7ポイント上昇し急増しています。「減った」は16.6%にとどまりました。
3.採用意欲のさらなる高まり…2016年度新卒採用数、企業規模を問わず2割以上が「増える」と回答
2016年卒の採用見込みの増減について、従業員規模別で大きな差はありませんが、なかでも中堅企業は8.7ポイント増と急増しました。業界別も「製造」「流通・商社」「IT」「サービス業など」の4業界で2割以上が「増える」と回答しました。
4.「冬季」「春季」に新たにインターン実施。「夏季」のインターンは競争激化で中小企業が苦戦
今年度新たにインターンシップ開催が多いのは「冬季」15.0%、「春季」13.8%。また、「夏季」のインターンについて「質・量ともに満足」は全体で42.8%と高めですが、中小企業に限っては34.6%にとどまり、インターンシップの母集団形成の競争が進み、苦戦している様子がうかがえます。
5.人事担当者川柳、内定辞退、無断キャンセル…日頃の苦労や奮闘が表れる
採用業務を通じて感じていることを、川柳に読んでいただきました。内定辞退や学生のマナーをお題に選んだ句が目立ち、日ごろの苦労や奮闘ぶりがうかがえる作品が多くを占めました。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ http://www.disc.co.jp/ / 9月30日発表・同社プレスリリースより転載)