LiB、過去到達年収400万超 ハイキャリア女性の読書事情調査
~ハイキャリア女性の読書量は、一般的な成人の約4倍~
最も一般的な日本人成人の読書量は月に1冊程度、さらに全く本を読まない人が4人に1人と言われています。(*1)。
そんな背景がある中で、ハイキャリア女性はどのような読書生活を送っているのかを調査するため、過去到達年収が400万円以上、平均年収約550万円の転職サイトLiB(リブ)会員にアンケート調査を行いました。
調査の結果、ハイキャリア女性の読書量は、月に約4冊(週に約1冊)本を読み、そのために月に約20時間(週に約5時間)を使っているという結果に。
日本人成人の読書量は、月に1冊という成人が最も多く約30%、全く本を読まない成人も約25%いるというデータ(*1)と比較すると、ハイキャリア女性の読書量は、一般的な成人の約4倍と言えます。
さらに、書籍の電子化が進んでいる昨今、ハイキャリア女性はどのようなツールを使って読書をしているのかという質問では、3人に1人の女性が紙でなく電子書籍を利用しており、その中でも、移動中などのスキマ時間に読書をする傾向にあるキャリア女性が利用しやすい、スマートフォンを使用している女性が約60%と最多でした。
忙しい毎日の中、上手く時間をやりくりしながら情報のインプットを日々積み上げているという、ハイキャリア女性の読書事情の特徴が見て取れます。
また、現役管理職女性が選ぶ、部下にオススメの一冊を調査いたしました。
その結果、プライベートの悩みと付き合いながらキャリアを積んできた彼女たちならではのメッセージが現れた、多様な価値観や選択肢に気づかせてくれる一冊や、人間関係を円滑にするヒントを与える一冊が挙がりました。
(*1) 現代人の読書実態調査 参照(2010年 財団法人 出版文化産業振興財団調べ)
下記、調査結果をまとめておりますので、ご報告します。
▼本件の詳しい内容はこちらをご覧ください。
■ハイキャリア女性の読書量は、月に4冊/20時間
日本人成人の平均月間読書量は1冊が最も一般的と言われているのと比較すると、キャリア女性の読書量は約4倍。
・月に平均何冊本を読みますか?
平均:4.2冊/月(約1冊/週)
・月に平均何時間読書をしますか?
平均:20時間/月(約5時間/週)
■日頃読む本のジャンルは小説がトップ
ビジネス本という回答も次いで多く、23%を占める。
・日頃よく読む本のジャンルは何ですか?
小説:24%
ビジネス本:23%
趣味、実用書:20%
ファッション雑誌:14%
専門書:11%
漫画:8%
■移動時間を読書にあてている女性が約40%と最多
忙しい平日は、移動のスキマ時間を読書にあてる女性が38%と最も多い。
一方で、ゆっくり時間を使える休日に落ち着いて本を読む女性も32%と次いで多い結果に。
・読書にあてる時間はいつが多いですか?
通勤、通学等の移動時間:38%
休日を使って:32%
平日就業時間後:21%
平日朝起きてから就業まで:6%
平日就業時間中:3%
■3人に1人の女性が電子書籍で本を読んでいる
紙派が66%と多勢なものの、3人に1人もの女性が電子書籍で読書しているという結果に。
・読書は紙派ですか?電子書籍派ですか?
紙の本:66%
電子書籍:34%
■電子書籍はスマートフォンを利用して読む女性が約60%
専用のタブレット端末を使うより、いつも携帯しているスマートフォンを利用する女性が60%と最も多い結果に。
・電子書籍はどんなデバイスで読んでいますか?
スマートフォン:56%
タブレット端末:35%
その他:9%
■女性管理職が勧める!一度は部下に読んでほしい一冊
・ビジネス・実用書編
「断言しよう、人生は変えられるのだ」ジョン・キム 著
「特に団塊ジュニア層は就業における団塊層の強い固定観念の影響を受けており、実際自分の時間すら仕事のために犠牲にしているがほとんどです。実際多くの価値観があって、多様な選択がありうるのに、まだまだ社会の既存枠から出られない人が多い。心構え次第で人々が自分の時間や生き方を自由に選んでも、納得できる働く場所や生活は見つけられることを教えてくれる一冊。」
・小説編
「本日は、お日柄もよく」原田 マハ 著
「平凡な毎日を送っていた主人公が、自分のやりたいことを見付けて没頭していく物語。現実は小説のようにうまくはいかないと思うが、悩んでばかりではなく突き進むことの大切さをこの小説から感じてほしい。」
■女性管理職が勧める!落ち込んでいる部下に教えたい一冊
「Good Luck」アレックス・ロビラ 著, フェルナンド・トリアス・デ・ペス 著, 田内 志文 翻訳
「ちゃんと努力してるのに、なんで良い事が何も起こらないんだろう?
なんで私ばっかりこんな目に・・・みたいな思いをしている人に対しての答えがある。」
■ハイキャリア女性が選ぶ!人生に影響を与えた一冊
・20代女性編
「金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント」ロバート キヨサキ 著
「何をやるかよりも、何をやっていても学べる、あるいは楽しめる自分になろうと、視点が変わった。それまで、何をやるかばかりにフォーカスをして、上手くいかないと、自分以外のもののせいにしていた自分に気づかせてもらった。」
・30代女性編
「野心のすすめ」林 真理子 著
「女性が率直に生きて行くには、そして自らの人生を自分の力でどう切り開くかが書かれていたため。そしてそのために周りの方を大切にし、思いやりをもって接することの大切さが書かれていた。」
・40代女性編
「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル 著
「「生きている意味がない…」と投げやりになるのではなく、「人生から問いかけられている」ということにハッとしました。「意味のない苦しみはない」ということに強く共感しました。」
■調査概要
・実施期間 2014年9月8日~9月15日
・対象 LiB(リブ)会員女性:6500名(有効回答数73名)
・年齢 25歳以下:10%、26 - 30歳:25%、31 - 35歳:30%、36 - 40歳:18%、40 - 45歳:11%、46歳以上:7%
・役職 メンバー職:62%、チームリーダー職:23%、マネジメント・管理職・経営幹部職:16%
■会社概要
「LiB」チームにおいてサービスを手掛けるのは、女性のためのマーケティングを提供するトレンダーズ株式会社にて取締役を務めた松本洋介です。日本最大規模の人材ビジネス企業に入社後、人材サービスのプロフェッショナルとして事業を手掛けた後、女性向けマーケティング企業として注目を集めていたトレンダーズ株式会社に最高執行責任者(当時)として参画。その後、営業部門統括の取締役として、女性社長が率いる女性特化型のマーケティング企業としては日本で初めてとなる*東証マザーズへの上場を果たしました。トレンダーズ株式会社で培った女性マーケティングの知見を活かし、キャリアをあきらめない女性のためのサービスとして、「LiB」を展開いたします。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社LiB https://libinc.jp/ /9月24日発表・同社プレスリリースより転載)