アイ・アム&インターワークス
6月度製造業平均時給は 1,074円
前年同月比が 8ヵ月連続プラス、前月比は 2ヵ月ぶりプラス
日本最大級の製造業求人情報サイト『工場ワークス』
~ 2014年6月度 製造業平均賃金調査 ~
株式会社アイ・アム&インターワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:雨宮 玲於奈)が運営する日本最大級の製造業求人情報サイト『工場ワークス』は、本サイトに掲載されている求人広告から2014年6月度の平均賃金(エリア別、業種別、職種別)をまとめましたので、ご報告いたします。
■全国の平均時給は1,074円。前年同月比は8カ月連続でプラス、前月比は2カ月ぶりにプラスに転じる。
6月度の全国平均時給は1,074円(前年同月比+23円、増減率+2.1%、前月比+11円、増減率+1.0%)で、前年同月比は8カ月連続のプラス、前月比では2カ月ぶりにプラスとなりました。
■メディア営業部 部長 大崎のコメント
製造業全体での時給上昇は、これまで直接雇用で人材を募集してきた業種で充足しないため、派遣社員で補完していることが要因です。派遣社員は直接雇用に比べ平均時給が高く、全体の時給引き上げにつながりました。
業種別では、「車・バイク・重機系」が、自動車関係の工場が集中している中部・東海エリアで昨年よりも採用が難しくなっており、それにより平均時給が低い中国・四国、九州など地方で求人数が増加し、平均時給が引き下げられています。また、「機械・精密機器・金属」も、「車・バイク・重機系」同様、平均時給が低いエリアの求人件数が増加していることで平均時給が低下しています。「物流・倉庫」が前年同月比で時給の増減率が最も高かったのは、消費者の行動が店頭での購入からインターネットでの購入へ変化しつつあり、EC市場が拡大傾向となるにつれて、時給が高いトラックのドライバーやフォークリフトの求人が増加していることが要因となっています。
■エリア別では北陸・信越を除く6エリアで前年同月比プラス。
各エリアでは北海道・東北975円(前年同月比+45円、増減率+4.6%)、関東1,098円(前年同月比+9円、増減率+0.8%)、中部・東海1,133円(前年同月比+1円、増減率+0.1%)、関西1,080円(前年同月比+10円、増減率+0.9%)、中国・四国1,022円(前年同月比+45円、増減率+4.4%)、九州・沖縄1,016円(前年同月比+63円、増減率+6.2%)の6エリアで前年同月比がプラス、信越・北陸1,016円(前年同月比-13円、増減率-1.3%)で前年同月比マイナスとなりました。
■業種別では12業種中9業種が前年同月比プラス
業種別では「半導体・先端技術」(1,074円、前年同月比+13円、増減率+1.2%)、「紙・パルプ・印刷」(1,049円、前年同月比+27円、増減率+2.6%)、「医療・福祉・介護・製薬」(1,106円、前年同月比+24円、増減率+2.1%)、「携帯・パソコン・家電」(1,050円、前年同月比+33円、増減率+3.1 %)、「物流・倉庫」(1,128円、前年同月比+109円、増減率+9.6%)、「ゴム・プラ・石油・化学」(1,067円、前年同月比+10円、増減率+0.9%)、「住宅・建材」(1,076円、前年同月比+6円、増減率+0.5%)、「フード・飲料」(974円、前年同月比+23円、増減率+2.4%)、「その他」(1,019円、前年同月比+57円、増減率+5.5%)の9業種が前年同月比プラスになりました。
前月比では9業種がプラス、3業種がマイナスとなりました。
■職種別では29職種中22職種が前年同月比プラス
職種別では29職種中、前年同月比でプラスが22職種、マイナスが7職種、前月比では26職種がプラス、3職種がマイナスとなりました。
詳細は、こちらの資料をご覧ください(PDF)。
その他エリアごとの詳細のデータをご希望の方は別途お問い合わせください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社アイ・アム&インターワークス
広報・PR担当 桑波田
TEL:03-6823-5404 FAX:03-3539-1680
(株式会社アイ・アム&インターワークス http://imiw.jp/ /7月30日発表・同社プレスリリースより転載)