インテリジェンスがビジネスパーソンの意識調査
新社会人に最低限備えてほしいのは「マナー・礼儀」
総合人材サービスを展開するインテリジェンス(東京都千代田区、鎌田和彦・代表取締役社長)は、ビジネスパーソン1,800名を対象に、新社会人が備えるべき資質や転職のタイミングに関する意識調査を実施しました。
今回は、新社会人が多く誕生する4月を目前に、先輩社会人が、入社にあたり彼らに最低限備えていて欲しいと思う資質や態度、また、新社会人が入社後、その会社でどれくらいの期間はたらくべきだと考えているのかを調査しました。さらに、過去をさかのぼり、自分が初めて転職を考えたタイミングや、新社会人として入社した会社に戻る意向の有無についても質問しました。
「新社会人に最低限備えていてほしい」資質・態度としては、「マナー・礼儀」(20.1%)、「常識」(12.2%)が上位を占め、仕事に直接役立つスキルではなく、人としての基礎的な資質が求められているようです。また、回答者の約6割(59.7%)が、「新入社員は入社した会社で最低2〜3年はたらくべき」と考える一方で、自身がはじめて転職を考えたのは「社会人2〜3年目」(42.5%)に次いで「1年目」(31.9%)が上位にあげられ、他人に求める理想と現実にはやや乖離があることが分かりました。
なお、「新社会人に戻れるとしたら、最初に入社した会社に再び就職したいか」という問いに対し、全体の約半数(48.2%)が「就職したくない」意向を持っており、新社会人で入社した会社に対する満足度はあまり高くないことが分かりました。就職活動を行った時点では、自己認知やキャリアに対する将来への展望が明確になっていないためミスマッチが生じやすく、数年仕事の経験を積んだ後に、より自分の志向にあった企業への転職を考える傾向は、今後も進むことが予想されます。
※調査グラフは以下のリリース原文をご参照ください。
http://www.inte.co.jp/corporate/news/2006/data/20060313.pdf
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月13日)