リクルートホールディングス
中国における日系企業の求人動向レポート2014年6月分を発表
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社である中国現地法人 RGF HR Agent(中国法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:中下 真)は、日系企業の中国における求人動向を明らかにするため、社内で管理する求人データベースより6月の求人動向をまとめましたのでご報告いたします。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした10の国と地域、26の都市に展開し、日系企業や現地企業に対する人材紹介サービスを提供しております。
■RGF HR Agent 中国 総経理 中下 真からのコメント
6月の求人数は前年比23%増。全業種で求人数が拡大
6月の求人数は前年同期比23%増の835件。日系新車販売の不振などで先行き不透明感が強かった昨年の反動に加え、5月以降、中国の景気に明るさが戻りはじめていることが、大幅な求人増加につながったようだ。なお6月を終え、2014年上半期の累計求人数は前年同期比約6%増の4705件となった。2013年上半期の対前年比伸び率(約13%)は下回ったが、中国に新規進出する企業の数が踊り場を脱せられず、直接投資もASEAN地域に注目が集まる中でのプラス成長は、日系企業が対中ビジネスに堅実な姿勢で向きあっていることを改めて感じさせる結果といえる。
全業界で前年同月比プラスとなった6月だが、特に好調だったのは流通/小売で、求人数の実数では集計を開始した2011年9月以降の単月最高を記録した。日本を超える勢いでインターネット通販市場が成長する中国では、EC(電子商取引)サイト管理など企業のウェブ周りの業務が拡大しつつあり、関連の募集が増加傾向にある。また、停滞が続いていたIT/通信も6月になって盛り返しをみせており、今後の動向に注視したい。
■RGF HR Agentについて
リクルートグループが展開する、アジアを中心とした人材紹介事業です。
日系企業の海外進出を人材採用面からサポートするべく、2006年に中国へ進出し、2009年にRGF(リクルート・グローバル・ファミリー)ブランドを立ち上げました。現在では10の国と地域、26の都市へ展開し、日系企業のみならず外資系・現地企業へのサービス提供を強化しています。
今後、世界規模での人材流動化がより一層進んでいく中で、私たちは企業と個人のより良いマッチングを実現し、グローバルNo.1のHRソリューション企業となることを目指します。
◆本件の詳細はこちらよりご覧ください
(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /7月18日発表・同社プレスリリースより転載)