リクルートキャリア、就職白書2014 -インターンシップ編-
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:水谷 智之)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:岡崎 仁美)は、企業および学生のインターンシップの実施/参加の状況を明らかにするため、全国の新卒採用を実施している企業と、就職活動を行った2014年卒の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。 このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
【2013年度のインターンシップの実施状況】 <企業>
●2013年度にインターンシップを実施した企業は43.5%と、2012年度の39.0%より4.5ポイント増加した。
●実施期間を見ると、2012年度・2013年度・2014年度(予定)と年度を追うごとに「1週間以上2週間未満」の割合が減少し、「3日以上1週間未満」の割合が増加した。
●実施目的について、前回調査では「学生の就業体験の機会を提供することで、社会貢献する」がもっとも多く、次いで「仕事を通じて、学生に自社を含め、業界・仕事の理解を促進させる」であったが、今回調査では逆転した。
●2013年度にインターンシップを実施した企業において、実施する際の苦労や懸念点は、「社内協力者の巻き込み」がもっとも多く、次いで「プログラムの企画・設計」であった。
【2014年卒学生のインターンシップへの参加状況】 <学生>
●インターンシップに参加した学生は23.9%と、2013年卒の17.4%よりも6.5ポイント増加した。
●参加期間は「3日以上1週間未満」がもっとも多く、次いで「1日」であった。
●参加目的は、「仕事理解」「業種理解」「企業・職場の雰囲気を知る」の順で多かった。
●インターンシップ先を選ぶ際に重視したことは、「業種」「インターン内容」「職種」の順で高かった。
●インターンシップ参加学生の60.7%は、参加してよかったと思う点として「仕事内容を具体的に知ることができた」を選択した。
●インターンシップ参加学生の34.1%が、交通費の支給があった。
●インターンシップ参加学生の16.2%が、インターンシップ参加企業に入社する予定である。参加企業ではないが同業種の企業に入社する予定の25.5%と合わせると、インターンシップ参加学生の41.7%が、インターンシップに参加した業種に就職する予定となった。
▼本件の詳細はこちらからご覧ください。
20140312インターンシップ編.pdf
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リクルートキャリア コーポレート戦略統括部 広報グループ宛
Mail:kouho@waku-2.com
(株式会社リクルートキャリア http://www.recruitcareer.co.jp/ /3月12日発表・同社プレスリリースより転載)