ASTDグローバル・ベーシック・シリーズ『研修プログラム開発の基本』
ヒューマンバリュー出版より発刊
ASTDグローバル・ベーシック・シリーズの6冊目として、9月14日に「研修プログラム開発の基本 ~トレーニングのデザインからデリバリーまで~」が発刊されました。
戦略に合った質の高い研修プログラムを開発するにあたっては、ビジネスニーズや望ましいパフォーマンスなどを定義し、学習目標を設定し、教材や演習を開発し、品質のレビューを行う必要があります。
本書では、グローバル企業で一般的に要求されている、研修プログラムを開発するための多岐に渡る実務知識が網羅され、手順が丁寧に解説されています。
また、プロジェクトマネジメントの仕方、研修のマーケティングや運営、プログラム開発に関わる様々な人とコラボレーションをする方法など、プロジェクトを円滑に進めるためのポイントにも触れています。さらに、本書の初めには、研修プログラム設計を行う上で知っておいたほうがよい、HPIやアダルト・ラーニング、インストラクショナル・デザインなどの、必要最低限の理論も紹介しています。
教育研修に携わっており「より効果的な研修を行いたい」「外部に任せっきりではなく、組織のニーズに合った形に研修をカスタマイズしたい」「戦略に合った研修を開発したい」方にとって、指針となる本です。
※ASTDグローバル・ベーシック・シリーズは、世界で最も規模の大きな人材開発の団体であるASTDが企画編集したもので、グローバル化する人材開発の取り組みの基本的なコンセプトや手法が解説されています。
【本書について】
著 者:サウル・カーライナー
監修者:下山博志
訳 者:堀田恵美
(目次)
第1章 トレーニング・デザインの基本
第2章 トレーニング・プロジェクトの企画の基本
第3章 トレーニング・プロジェクトの開始に必要な基本的情報
第4章 学習目標の基本
第5章 コースのコンテンツ整理の基本
第6章 コンテンツを提供するための基本的なストラテジー
第7章 コースの教材開発の基本
第8章 学習教材の製作の基本
第9章 新しいコースの品質チェックの基本
第10章 コースの運営の基本
価 格 2,940円(税込)
出版社 ヒューマンバリュー出版(http://www.humanvalue.co.jp/)
発売日 2013年9月14日
【プロフィール】
・著者:サウル・カーライナー
コンコーディア大学、エデュケーショナル・テクノロジーの助教授。ヒューマン・パフォーマンス・テクノロジー、ナレッジ・マネジメント、定性的調査法に関して教鞭を執っている。またコンサルタントとして多くの企業に、eラーニングやコミュニケーションに関わる戦略的な課題についての助言をしている。
著書に『Designing E-Learning』『An Overview of Online Learning』共著に『Techniques for Technical Communicators』
がある。
・監修者:下山博志
人材開発の総合プロデュースを行うコンサルティング企業、株式会社人財ラボを創業。2008年ASTDグローバルネットワークジャパンを立ち上げ副会長に就任、熊本大学大学院教授システム学非常勤講師、日本eラーニングコンソシアム理事、モバイルラーニングコンソシアム理事他、幅広く社会貢献となる活動を行う。
・訳者:堀田恵美
株式会社ヒューマンバリュー 主任研究員。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科を修了。人々・組織・社会の「学習の質」の向上に貢献すべく、サーベイ開発、研修プログラム開発、出版事業に取り組んでいる。『手ごわい問題は、対話で解決する』『フューチャーサーチ』(共にヒューマンバリュー)の翻訳も手がけた。
(株式会社ヒューマンバリュー http://www.humanvalue.co.jp /9月13日発表・同社プレスリリースより転載)