シェイクが新入社員の即戦力化・コーチ派遣サービス
「セルフマネジメント・エブリディ」を開発
人材育成・人事採用コンサルティングを手がけるシェイク(東京都目黒区、森田英一・代表取締役)は、このたび、企業の新入社員向けに、「PDCA」「タイムマネジメント」など、業務遂行に欠かせないセルフマネジメント習慣を定着させ、即戦力化に結びつけるコーチ派遣サービス「セルフマネジメント・エブリディ」を開発・提供開始しました。
プロコーチと企業とのマッチングサービスを提供するジャストレード(東京都新宿区、須子はるか・代表取締役)と共同開発したもので、シェイクが提供する新入社員向け研修「セルフマネジメント・スイッチ」と連動、プロのコーチ資格保有者を派遣し、研修時に受講生が個々に決めたアクションプランの実行を支援し、行動を習慣付け、業務目標達成に貢献します。
研修後、約1カ月から2カ月にわたり4回、プロのコーチを企業に派遣、1回3時間程度のコーチングセッションを繰り返し継続してフォローしていきます。2006年度春の新入社員研修としての提供を筆頭に、初年度50社の導入を目指します。
■ 新入社員に必要な「セルフマネジメント能力」
同社では、社会人が成果を出すために必要な思考・行動特性を、「セルフマネジメント能力」として定義しています。
● 主要な「セルフマネジメント能力」
・成果思考/主体性/状況認識/PDCA/タイムマネジメント/ホウ・レン・ソウ/チームワーク
シェイクでは、上記能力の有無がその後の社員の業績、成果に大きな影響を与えるものであると考えています。これらは、新入社員のうちから日々の業務の習慣で身についていくものであり、特に、早期に習慣付けることが大切であると考えます。
そこでシェイクでは、セルフマネジメント能力の早期定着化のために、2日間の研修「セルフマネジメント・スイッチ」と、コーチ派遣サービス「セルフマネジメント・エブリディ」の組み合わせで、各社の新入社員の即戦力化をご支援します。
■ プロセス目標の設定、管理の重要性
ここ数年で、業績への直接的な貢献などを指標とした成果主義による目標管理制度を導入した企業が、次々に見直しを迫られ、成果を出すための行動プロセスを定量化、定性化し、目標として設定するプロセス目標管理制度に移行しています。
これは、成果を出すために、日々の業務を自己管理し、一つ一つのプロセスを達成していくことがいかに大切なことか、各社が認識しはじめた一つの現れであるといえます。「セルフマネジメント・スイッチ」ならびに「セルフマネジメント・エブリディ」は、こうしたプロセス目標を達成するセルフマネジメント能力を早期に育成、定着化するサービスです。
■ 「セルフマネジメント・エブリディ」プログラムご紹介
〜「行動を変える研修」を実現する、セルフマネジメント行動習慣化サービス〜
● プログラム内容 標準:全4回(1回2〜3時間程度)
プロのコーチを受講対象の企業に派遣して実施します。扱うテーマは、セルフマネジメント・スイッチ研修内容の復習から、セルフマネジメント行動のアクションプラン立案、アクション実行の感想、出来ない理由の深堀、行動の仕組化など。コーチング手法を活用して、受講生同士で、研修時に立てたアクションプランを、現場の状況を踏まえてチューニング。ゴールの再設定、相互フォローなどを行います。
【第1回目の狙い】P(プラン)
ゴール設定とプランニングがテーマ。研修の終わりにたてたアクションプランが自分の真のゴールにとって適切なのかどうかを確認し、自分自身が本気で達成したいと思える目標設定を促します。
【第2回目の狙い】D(ドウ)
プランを実行に移す段階がテーマ。実際にプランを実行してもらった上で、自分が「できない言い訳」を作っていることに気づくためのコーチングを行います。結果として、自分に言い訳をせず、目標に向かってプランを履行する実行力が生まれます。
【第3回目の狙い】C(チェック)A(アクション)
実行結果のチェックと次のアクションへの展開がテーマ。実行しっぱなしではなく、実行した結果を評価する習慣を作り、また実行し続けるための自分なりの仕組みを作ることを学びます。
【第4回狙い】C(チェック)A(アクション)
3回を通して学んだことを再度確認し、学んだことを活かして、さらになにをどうやるのか?というレベルに落とし込みます。また、「やることを決意する」「やらない決断をする」宣言を行い、メンバー伝える段階で、実務に落とし込んで実行しているイメージをメンバーに伝え、自分の頭に「できる」イメージをより強く持ち、行動・成果につなげます。
■ セルフマネジメント・スイッチご紹介
〜リアルな実務体験を通じ、失敗による気付きから学び、行動変容を導くアセスメント研修パッケージ〜
【詳細URL】 http://www.shake.co.jp/service/training/class/switch/index.html
「鉄は熱いうちに打て」。長いプロとしてのキャリアの方向性を決めるのは、その初めの段階でどのような考え方を身に付けるかによります。シェイクの「セルフマネジメント・スイッチ」は、それ以前の考え方からの脱却・変換を促し、PDCA・タイムマネジメント・報・連・相などの、業務を遂行する上で最も基礎的なポイントを確実に身に付けさせ、自ら考え成長できる自律型人材の礎をつくります。
・「セルフマネジメント・スイッチ」の特長
研修は、構成としてワークDAY(1日目)と、シミュレーションDAY(2日目)に分かれています。 ワークDAYでは、PDCA特性、コミュニケーション能力などのコンピテンシーについて、ミニケースを用いて、自分で考え、チームで話し合い、プレゼンするワーク形式で学習します。
ここで学習した内容が実際にできるかどうかを、シミュレーションDAYで実践します。 受講者は2日間を通し、「知っていること」と「できること」の違いを痛感し、深い自省をします。ここで得た「失敗体験」をもとに翌日からの実業務へのアクションプランを作成し、行動変容をコミットします。
(シェイク http://www.shake.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・1月30日)