日本ユニシス、タブレット(iPad) とクラウドサービス(LearningCast®)を
活用した、企業向け「電子テキスト研修」を提供開始
~ モバイル&クラウド時代にふさわしい新しいスタイルの企業研修 ~
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、タブレット(iPad)とクラウドサービス(LearningCast(ラーニングキャスト)(注))を活用した企業向け「電子テキスト研修」を、2013年度の新入社員研修から、他社に先駆けて提供開始します。
従来の企業向け研修では、紙のテキストや資料を用いて実施するため、研修中のみならず、自宅での予習・復習や研修後のテキストの保管が受講者の大きな負担となっていました。日本ユニシスでは、これらの問題を解決し、より快適な研修が実施できるよう、タブレットとクラウドを活用した研修スタイルの企画・開発に取り組み、日本ユニシスグループでの社員研修を通じて検証を重ね、新たな研修サービスとして、企業向けに提供することになりました。
「電子テキスト研修」では、テキストの配信や保管場所としてクラウドを使用しています。これにより、受講者は研修中にタブレットを使用して電子テキストの閲覧、ラインマーキングやノートの書き込みが行えます。さらに、場所を選ばず学習でき、ペーパーレスのためテキストの持ち運びが不要となるなど、新しい学びのスタイルを形成しています。
日本ユニシスは、2013年3月15日に開催する企業向け「2013年度新入社員向けプログラミング体験セミナー」での適用を皮切りに、新入社員研修、技術系研修、およびプロジェクトマネジメント研修など、2013年4月から開始する企業向けIT研修を対象に、順次、体系的に整備し提供していきます。
「電子テキスト研修」の特徴は、以下のとおりです。
1. 研修前:電子テキストで予習が可能に
電子テキストは、研修開始の4日前から、クラウド(LearningCast)に公開され、自宅や職場のPCにダウンロードして予習できます。テキストはクラウド上に保管されているため、いつでも、どこでも、好きな時にダウンロードできます。
2. 研修中:iPadで“スマート”に学習
受講者全員に電子テキストが入ったiPadを用意します。高精細なRetina(レティーナ)ディスプレイとカラー表示のテキストは、指先で拡大縮小が自由自在です。キーワード検索やブックマークでページ移動も簡単で、スマートデバイスならではのスピード感ある操作が行えます。さらに受講者には、電子テキストのラインマーキングやノートをとるためのツール、メモ用タッチペン、キーボード(iPad用外部キーボード)なども用意します。
3. 研修後:持ち運びも保管場所も不要
研修の受講後も、受講で使用した電子テキストはクラウド上に保管されるため、自分のPCにダウンロードして、いつでも参照できます。持ち運びも保管場所も不要となるため、自宅や職場のスペースを有効活用でき、資源の節約にも貢献します。
日本ユニシスは、今後、「電子テキスト研修」の他、動画や音声を活用したマルチメディアコンテンツ教材の採用、獲得したスキル記録(成長レポート)の提供など、人材育成とクラウドとの連携を進め、ITプロフェッショナル人材の継続的な成長を支援する研修サービスの提供を目指します。
:LearningCast(ラーニングキャスト)
企業向け教育プラットフォームを提供するサービスです。研修管理からe-Learningの管理まで、企業における研修業務を幅広く支援する機能があり、SaaS型(クラウド)とオンプレミス型で提供しています。「電子テキスト研修」ではSaaS型を利用しています。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(日本ユニシス株式会社 http://www.unisys.co.jp /3月1日発表・同社プレスリリースより転載)