パソナテックと OIテクノロジーズ
テスティングエンジニア育成に向け取組み開始
IT(情報技術)分野における専門人材サービスを行う パソナテック(東京都渋谷区、森本宏一・代表取締役社長)とテスティングサービス事業を展開する OIテクノロジーズ(東京都港区、岩崎達夫・代表取締役社長)は、この度、需要の高まる第3者検証市場においてクオリティの高い検証を行うテスティング環境を提供するため、実践的なカリキュラムによるテスティングエンジニアの育成に共同で取り組んでいきます。この取り組みにより、今後1年間(2006年12月まで)で80〜100名程度のエンジニアを輩出していきます。
メーカー企業などが新製品を発売する前に、開発された製品がいかに世の中のニーズを捉えた優れたものであるかを事前に見極めるため、第3者による評価・検証を行う、テスティングのニーズが急速に増加しています。とくに類似製品や競合製品が多い現在、各メーカー企業はより完成度の高い製品を世に送り出すために、評価・検証工程に対しても、より一層のクオリティを追及するようになっています。さらに昨今のコンプライアンスを意識した各社の動きの中で、こうした製品の評価・検証工程を、各企業内に常駐して行うスタイルが増加しており、そのクオリティを保つための十分な人員数を確保することは困難になってきました。
そこで両社は、パソナテックの持つIT人材の募集力・スクリーニングノウハウと、OIテクノロジーズの持つ独自のテスティングノウハウを結集し、実践的なスキルを持つテスティングエンジニアの育成・輩出に取り組みます。同時に、クオリティの高い評価・検証を行うために必要な体系だった評価・検証環境を構築するにあたり、その工程とタスクをきちんと設計・管理するポジションを担う人材の育成も行っていきます。この取り組みを行うことで、案件に応じ最適な人員構成をユニットサービスで提供することを実現します。
また、両社それぞれの既存顧客をはじめとした潜在的なニーズを具現化していき、各社のニーズにあったプランの提案を行うなどの展開でも協力していきます。これらを実現することで、顧客のさまざまな需要に適確に対応することが可能となり、拡大かつ安定したテスティング市場の獲得が期待できます。
パソナテックとOIテクノロジーズは今回の取り組みを通じ、各メーカー企業に対して、よりクオリティの高い評価・検証を実現していきます。また、体系だったテスティング環境を構築することで、テスティングエンジニアに対し上位ステージを提示、新たなキャリアパスを提案していきます。
(パソナテック http://www.pasonatech.co.jp/ OIテクノロジーズ http://www.openinterface.net/同社プレスリリースより抜粋・1月17日)