監査役、社外取締役等に特化した職業紹介サービス
『プロフェッショナル・マスターズ』スタート
有料職業紹介並びに人材採用のコンサルティングサービスを展開するライフデザインコンサルティング(東京都港区、高山紳二・代表取締役)では、さまざまなビジネス分野において高い専門性を持つ45才以上の方々を対象としたサービス『プロフェッショナル・マスターズ』( http://www.pro-masters.com/ )を本格的に事業化し、専用サイトを2006年1月16日(月)にオープンしました。
■「2007年問題」解決と「コーポレート・ガバナンス強化」を支援
本事業の背景には、2つの大きな社会現象があります。1つは、2007年問題。「団塊世代」と呼ばれる中高年が一斉に退職することに伴い、その再就職支援と労働市場における有効活用の必要性です。もう1つは、昨今の企業の不祥事多発による、監査機能を中心としたコーポレート・ガバナンス強化の重要性です。
■ 機能していない中高年向け職業紹介と多様化する就労意識
団塊人口(昭和22〜24年生まれ)は約690万人。そのうちサラリーマン人口は約280万人と言われています。しかしながら、中高年向けの職業紹介は、豊富な知識・経験・人脈を活かせるような求人案件が極めて少ないこともあり、ほとんど機能していないのが現状です。
また、そういった方々の中には、新たな人事制度としての定年延長で継続勤務することや他社に転職してのフルタイム勤務は望まないが、これまでに培ってきた高い専門性や能力を、少しでも社会・企業に寄与したいと新たな働き方を模索している人も少なくないのも実情です。
■ 知識・経験・人脈、そして人間力を兼ね備えた「プロフェッショナル」を支援
そこで、「監査役」(特に非常勤監査役=社外監査役)、「社外取締役」、「会計参与」、「顧問・アドバイザー」などに特化し、団塊および団塊前後の世代の中で、自らの感情をコントロールし、理性で行動し、高い知識とスキル、高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律を持つ人材を「プロフェショナル」と定義し、これらの方々に向けて新しいキャリア&ライフデザイン創出を積極的に支援する事業として『プロフェッショナル・マスターズ』を正式にスタートさせました。
本事業には、ライフデザインコンサルティングだけでなく複数の人材紹介会社や経営コンサルティング会社などが参画し、多角的に情報を収集・配信していきます。また、従来の職業紹介のモデルとは異なり、「プロフェショナル」度を診断するために、EQ(心の知能指数)検査をもとに個人の行動特性を分析し、これまでの知識とスキルを棚卸し、これからの適職を探っていきます。
さらには、現役の監査役や有識者にアドバイザー(メンター)として参画していただき、Webサイトでのコラム執筆や自社主催セミナーの講師、今後導入予定のSNSシステムでのQ&Aなどを通じ、情報提供や活動支援を行っていただくことになっています。
ライフデザインコンサルティングでは、2005年に10社以上に監査役を紹介した実績を持っていますが、正式な事業化により、今後は事業単体として、当初の1年間で登録者1,000名・売上1億、5年後には売上10億を計画しています。これまで培ってきた職業紹介のノウハウに加え、『プロフェッショナル・マスターズ』事業を通じ、「2007年問題」解決と「コーポレート・ガバナンス強化」の支援につとめていきます。
(ライフデザインコンサルティング http://ldc-inc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・1月16日)