CompTIA とグロービスが
協同で顧客視点型のIT人材を創出
CompTIA(コンプティア:コンピュータ技術産業協会/本部:米国イリノイ州)は、グロービス(東京都千代田区、堀義人・代表 http://www.globis.co.jp/ )と、IT 関連企業のコンサルティングセールスや保守・運用管理といった業務に従事する人材のIT ソリューション提案力向上を通じて、顧客視点でのコンサルティングを行えるIT 人材の創出支援で協業することを発表しました。CompTIA は、組織開発や顧客視点でのソリューション提案力をもつ人材の育成に多大なノウハウと経験を持つグロービスとの協業により、CompTIA 認定資格の適材適所での活用を促進し、各IT 関連企業の業績向上の具現化に貢献します。
IT人材といえば、昨今の高度IT人材育成の流れから、設計、開発、プログラミングといった業務やプロジェクトマネジメント業務にフォーカスが当てられていますが、顧客とのビジネスの継続や新たなビジネスチャンスの獲得という点では、顧客との接触やIT 環境の問題把握の機会が多い、コンサルティングセールスや保守・運用管理といった業務に従事する人材の能力向上が非常に重要であり、とくに顧客視点でのIT ソリューション提案力如何で業績が大きく変わってきます。この提案力の育成には、今までの企業内文化や個々人の意識にも深く関わる部分であることから、文化の変革や個々人の意識改革から具体的な方策の考案までを、適確に実行していかなければならず、組織を巻き込む点でエンジニアの技術力の向上以上に困難です。
そこで、ITソリューション提案力の向上でCompTIAとグロービスが協業することで、グロービスの持つ人材開発や組織開発に関わるノウハウを生かしながら、顧客視点でのソリューション提案力向上に必要な能力として定義する「ヒューマンスキル(対人関係能力)」「コンセプチュアルスキル(概念把握力)」「IT 業務における実務能力」の育成を支援し、最大の効果が得られる体制を築きます。
今回の協業の業界背景や顧客視点でのソリューション提案力の必要性、その方法論やツールの紹介などについて、2006 年2月2日(木)に開催されるCompTIA・グロービス共催セミナー「顧客視点型ビジネスへの転換 〜IT 人材に求められるソリューション提案力とは〜」でご案内致しますとのこと。
詳細は、下記URL をご覧下さい。
■ http://www.comptia.jp/press/051221.html
(CompTIA http://www.comptia.jp/同社プレスリリースより抜粋・1月11日)