製造業向け「特殊技能者」を育成
ピープルスタッフが正社員雇用し派遣を開始
総合人材サービス企業のピープルスタッフ(名古屋市中区、日比野三吉彦・取締役社長)は、製造業向けの特殊技能者を正社員雇用し派遣を開始します。旺盛な人材需要をうけ、機械加工や試験実験業務のハイスキル人材を育成し、製造業の専門技能分野への事業を強化していきます。人材育成の第一弾として2006年1月24日より「特殊技能育成研修」を開始します。
2004年3月の労働者派遣法の改正により、製造現場への人材派遣が解禁となりました。東海地区の製造業関連企業の活況と、2007年3月に予定される派遣期間の延長により、広範な人材活用が可能となることで、さらなるニーズの高まりが考えられます。一方、団塊の世代が大量に退職をむかえることや、企業の海外進出に伴う人材の海外流出などにより、人材不足や技能伝承問題が懸念されています。
そこで同社は、人材を全国から正社員として採用して機械加工や試験実験業務などの「特殊技能育成研修」を開始します。製造業スタッフ養成施設「テクニカルセンター」において、約1カ月にわたり未経験者も基礎能力が身につけられる座学と実践的な研修を行うことで、技能伝承と将来のスペシャリストの創出を目指し、専門性の高い業務での人材ニーズに応えていきます。また、働く方にとっても技能を身につけることで、個人のスキルアップが図れるような教育、支援体制を整えて就業をバックアップしていきます。
これまでの「一般技能育成研修」とあわせ、このたびの「特殊技能育成研修」を第一期生として育成し、今後も継続的に行い、ハイスキル人材の育成を図っていきます。
【「特殊技能育成研修」 概要】
1. 開講コース:「機械加工コース」「試験実験コース」
2. 開始時期: 2006年1月24日(火)
3. 開催場所:ピープルスタッフ株式会社 テクニカルセンター 刈谷市大手町3丁目37番地
4. 定員:各コース10名
5. 申込み:ピープルスタッフ株式会社 製造事業部/TEL:052-953-5009
(ピープルスタッフ http://www.peoplestaff.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・12月20日)