日本マイクロソフト、全社員による「テレワーク」を実施
日本マイクロソフト株式会社(東京・港区)は、2012年3月19日を「テレワークの日」と設定。全国の社員約2,500人がオフィスに出社せず、自宅などでテレワークによる業務を行なった。これだけの規模でのテレワークの実施は、国内では前例がない。
場所を問わず業務に従事できるテレワーク環境を整備することは、業務効率や生産性の向上につながるほか、育児や介護を行っている社員が仕事と両立していく上でもメリットは大きい。震災などの有事で社員の出勤が困難な場合でも、在宅勤務が可能であればスムーズに事業を継続できる。
テレワークを実現するには、さまざまな問題やハードルが存在することもあり、導入を躊躇する企業は少なくない。同社のような大規模な取り組み事例を参考に、日本企業がどのようにテレワークに取り組んでいくのか、今後の動向が注目される。
(『日本の人事部』編集部)