英国・「キャノンパソナ社」を子会社化
パソナグループがグローバル人材サービス拡大
総合人材サービスを手掛けるパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役グループ代表兼社長)はこのたび、同社の関連会社であるCannon-Persona Recruitment Limited(英国)の株式を追加取得し、同社の子会社としました。これにより、同社を欧州全域の戦略拠点と位置づけ、東欧を含む、欧州全域へサービスを拡大するとともに、米国、アジア、欧州の三大地域と日本とを有機的に結び、さらにグローバルなサービス展開を行っていきます。
【取得の理由】
英国・ロンドンを中心に人材ビジネスを展開しているCannon-Persona Recruitment Limited(以下、キャノンパソナ社)は、1986年に創業された人材ビジネス会社であり、1989年に当時のテンポラリーセンターが資本参加し、2003年9月より、同社の関連会社となっています。日系企業を中心に人材派遣、人材紹介事業を展開する同社は、創業より約20年と英国で永年の実績を有しており、現地の日系企業を中心に、金融、IT関連やサービス業などに幅広く人材サービスを提供しています。
パソナはこのたび、キャノンパソナ社の株式を追加取得し、同社の100%子会社として、社名も「Pasona Europe Ltd.(パソナヨーロッパ)」に変更、英国のみならず、東欧を含む欧州大陸全域をカバーするとともに、欧州地域における中心拠点として同社の機能強化をはかっていきます。
また、日本でグローバル人材の紹介サービスを展開するパソナグローバル(東京都千代田区、畑伴子・代表取締役社長)との連携により、欧州の日本人ビジネスマン、および留学生の日本への “Jターン”就職の斡旋など日本とのつながりを活かしたサービスも強化します。今後も、パソナグループでは、米国、アジア、欧州の三大地域と日本とを有機的に結び、さらにグローバルなサービス展開を行っていきます。
(パソナ http://www.pasona.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・11月25日)