エイジア、Twitter ダイレクトメッセージ一括送信ツールを無償提供開始
-電話・メールが不通時の緊急連絡にも活用可能-
インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案する株式会社エイジア(本社:東京都品川区、代表取締役:美濃 和男 東証マザーズ上場:証券コード2352 以下 当社)は、企業が運営するTwitterアカウントのフォロワーに対し、ダイレクトメッセージ(DM)を一括して送信できる「twiDM(ツイディーエム)」を開発し、提供を開始いたしました。
1. Twitter ダイレクトメッセージ一括送信ツール「twiDM」開発の経緯
先般の東日本大震災発生後、被災地はもちろん広範囲の地域で携帯電話や固定電話回線が使えず不通となる事態が発生しました。その際、新たな通信手段として注目がされたのが、インターネット回線を経由した通信手段で、TwitterやFacebookなどの ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service、以下 SNS)でした。それらを駆使し、情報収集はもちろん、安否確認、業務連絡等、SNSは色々な場面で活用されました。
当社は、従来よりメール配信システム「WEB CAS e-mail」を開発・販売しております。メールは通常時の連絡方法として確立されており、非常に有用ですが、今回の震災時のように通信インフラが寸断され、通信キャリアが通信を制限せざるを得ない非常時においては、緊急連絡ツールとしてのタイムリー性が一部損なわれ、特に携帯メールにおいてはその傾向が顕著でした。
そこで当社では、非常時にも利用できる通信手段として、Twitter ダイレクトメッセージ一括送信ツール「twiDM」を開発し、本日提供を開始いたしました。
なお、非常時の緊急連絡以外にも、Twitterを活用したキャンペーン等において、フォロワーの中から当選者に当選通知を行うツール等としても、ご活用いただけます。
2. Twitter ダイレクトメッセージ一括送信ツール「twiDM」について
新サービス「twiDM」は、Twitter上でフォロワーに対してダイレクトメッセージを一括送信できるクラウドサービスです(※1)。「twiDM」でフォロワー情報のCSVファイルをエクスポートし、メッセージを送りたいフォロワーのみ抽出・加工したデータをCSV形式でインポートすることで、送りたい方だけにダイレクトメッセージを送信することができます。なお、CSVファイルに、ダイレクトメッセージ内に差し込みたい項目(名前等)を加えてインポートすることで、ダイレクトメッセージ作成時に名前を差し込み、個人個人にパーソナライズされたダイレクトメッセージを作成して送信することができます。
また、送信後は送信結果やエラーの理由を確認できる他、予約日時を設定し送信する機能、日時予約して送信する機能、夜中には送信しない等送信停止時間を設定する機能、本文中にあるURLのクリック有無を判別できる機能、等、メール配信システムを提供する当社ならではの多彩な送信機能も搭載しております。
想定している利用用途は、災害時における緊急連絡のほか、Twitterキャンペーン等における当選通知や各種個別連絡等ですが、アイディア次第で様々なシーンでご利用いただけます。
当サービスは、Twitterマーケティングツールとして利用をご希望の企業様に、手軽にご利用いただけるよう、無償で提供いたします(※2)。なお、Twitterのダイレクトメッセージは、1日に送信できる件数が250件まで等、Twitterの仕様により各種制限があります(2011年8月5日現在)。当社としては、本ツールのご提供を通して、Twitterでは出来ないことを、メール配信システム「WEB CAS e-mail」で補完したり、Twitterキャンペーンの申込ページをアンケートフォーム作成システム「WEB CAS formulator」で作成いただく等、各企業様に最適なソリューションをご提案・ご提供させていただきます。
(※1) Twitterにおけるダイレクトメッセージは、Twitterの仕様により、送信元Twitterアカウントをフォローしているフォロワーにしか送信することができません。
(※2) 個人のご利用はお受けしておりません。
* Twitterは、2006年7月にTwitter社が開始したサービスで、同社の登録商標(日本第5188811号)です。
3. 日程
2011年8月5日 提供を開始
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
(株式会社エイジア http://www.azia.jp/ /8月5日発表・同社プレスリリースより転載)