卒業生の就業支援サービスを開始
関西大とパソナが就職相談で提携
総合人材サービスを展開するパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役グループ代表兼社長)のグループ会社で、人材ブリッジバンク事業を行う関西雇用創出機構(大阪府大阪市、山本絹子・代表取締役社長)は、関西大学(大阪府吹田市、河田悌一・学長)と業務提携し、11月1日より同校の卒業生の就業支援を行うため、関西雇用創出機構のオフィス内に「関西大学卒業生専用相談コーナー」を設け、卒業生就業支援プログラムを開始します。
【概要】
名称: 卒業生就業支援プログラム
開始: 2005年11月1日(火)
内容: 「関西大学卒業生専用相談コーナー」の設置(関西雇用創出機構のオフィス内に、関西大学の卒業生を対象に、キャリアカウンセリングや研修講座を実施。本人の希望に応じて求人情報、企業の紹介を行う)
・場所/大阪市北区芝田1−1−4 阪急ターミナルビル16階
・時間/平日 15:00〜19:00(予約制)
土曜日 10:00〜17:00(予約制)
・内容/キャリアカウンセリング、研修講座の実施。求人情報の提供、企業の紹介、
その他悩み相談。
・費用/無料
・人員/ファシリテーター(ビジネスコーチ)2〜3名
【事業背景】
景気の回復に伴い、企業は人材採用を活発化させ、新卒分野を含めた雇用環境は改善しつつあります。一方で、企業には勤めず“フリーター”として働く若者や、大卒入社の新入社員は3年で3割以上が辞めていくなど、若年層の就労意識は、従来の終身雇用ではなく、やりたい仕事や条件に応じて転職するのが当たり前となっています。
これまで大学を卒業すると、ほとんどの大学の卒業生は、在学中に利用できた就職課などでの就職サポートが利用できないため、卒業後、自分のキャリアプランを再構築したり、就職・転職活動が思うようにできない状況にありました。
そこでこの度、関西雇用創出機構は、関西大学と業務提携し、同校の卒業生向けに就業サポートを行う「卒業生就業支援プログラム」のサービスを開始します。今回のプログラムでは、関西雇用創出機構内に「関西大学卒業生専用相談コーナー」を設け、パソナグループの就業サポートインフラを活用して、同校の卒業生にキャリアカウンセリングのほか、各種研修講座の実施、仕事情報の案内など、幅広いサービスを提供していきます。
対象者は、関西大学の卒業生であれば、年齢・性別を問わず、無料でサービスが受けられます。転職希望の有無にかかわらず、キャリアアップの相談や研修受講も可能なため、卒業生のキャリア形成を継続的にサポートしていきます。今回のように、大学と人材サービス会社が提携し、卒業生の就業支援を本格的に行っていく例は全国でも初めての取り組みとなります。
パソナグループでは、今後ますます労働者の就労意識が多様化する中で、若年層だけではなく団塊の世代やシニア世代など、あらゆる人々への就業サポートをグループ全体のノウハウを活用して提供していきます。
(パソナ http://www.pasona.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・10月25日)