東映グループ、『ZeeM 人事給与』による12社2000名の人事給与業務統合を実現
~ 就業規則や賃金体系の異なるグループ各社のシステム統合を4ヶ月で実現~
株式会社クレオマーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 森太郎、以下クレオマーケティング)は、劇場用映画の製作・配給・興行などを手がける東映株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岡田 裕介、以下東映)が、クレオマーケティングの人事給与システム『ZeeM 人事給与』(ジーム じんじきゅうよ)の稼働により、東映本体を含むグループ12社2000名の業務を支える人事給与業務のグループ統合を実現したことを発表します。東映は制度の異なるグループ各社の人事給与のシステム統合を、ノンカスタマイズと4ヶ月という短期間導入で実現し、大幅な業務効率化を達成しました。
■ グループをまたがった人事給与業務の生産性向上とシステム運用のコスト削減が急務
東映は、劇場用映画などの製作・配給・興行などの映画制作・配給事業の堅調に加えて、テレビ・ビデオ・アニメーションなどの制作事業、シネコンと呼ばれる複合映画館の運営事業など、多面的・統合的な経営を推進しています。
東映の人事労政部は、シネコン運営会社ティ・ジョイや東映ホテルグループなど、東映グループ23社のうち東映本体を含む12社・約2000名分の人事給与業務を担っています。グループ会社ごとに就業規則や賃金支給規定が異なるのはもちろんのこと、パート・アルバイトの登録数も多く人員変動の頻度が高いなど、業務は複雑化・煩雑化していました。また、従来の人事給与業務システムは、東映独自の制度に合わせ、多くのカスタマイズとサブシステムで構成されており、事業拡大や法令改正のたびにシステムアップデートに多くのコストが必要となっていました。
■ 短期稼働の実現と導入効果
このような状況下で、東映の人事労政部と情報開発室とが連携し、グループ人事給与業務のシステム基盤の刷新を決定。複数会社対応をノンカスタマイズで対応でき、かつ4ヶ月という短期間の導入を選定条件にZeeM 人事給与を採用。2010年6月に導入プロジェクトを立ち上げ、同年10月より本稼働しています。また、6ヶ月にわたる運用の結果、次のような導入効果を得ることができています。
[ 主な導入効果 ]
■ 業務の異なるグループ会社ごとに操作画面を用意。操作性の高さでグループ展開を無理なく実現。
■ 豊富な標準機能により、多数あったサブシステムを全てZeeMに吸収。運用のスピードアップとランニングコスト削減に成功。
■ 今後の事業拡大や法令改正においても、システムアップデートにかかるコストの大幅な圧縮を期待。
東映 人事労政部 厚生室/労政室 次長の重盛 雄一氏は、次のように語っています。
「人事労政部と情報開発室が連携して、東映グループの人事給与業務基盤の刷新を実現しました。これまで、勤怠情報や固定・変動控除項目報告など各グループとの毎月のデータのやり取りに、複数の表計算ソフトやサブシステムを利用していたため、多くの手間と工数がかかっていました。ZeeM 人事給与を導入したことで、各拠点の情報入力がスムースに行え、人事労政部の集計もすぐに行えるようになったことで、グループ各社との連携業務の工数は半減しています。
また、担当SEの協力により、4ヶ月という短期導入に加え、ノンカスタマイズ導入できたことも、今回のシステム刷新成功の要因となっています。今後も、ZeeM 人事給与で、グループ人事の業務標準化と平準化を一層推進していきたいと考えています。」
クレオマーケティングは、今後も人事給与・会計などの基幹系ソリューションから運用系ソリューションまで、業務の効率化と高付加価値化を実現し、企業の新たな価値創造を支援するトータルICTソリューションを提供してまいります。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
株式会社クレオマーケティング http://www.zeem.jp/ /5月24日発表・同社プレスリリースより転載