アルー、日本人向け中国現地派遣型研修サービス提供開始
アルー株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長 落合文四郎。以下、アルー) は、同社 上海現地法人と共同で、グローバル成長を目指す全ての日本企業向けに、日本人従業員を中国にて長期間派遣し、現地でのフィールドワークや同年代との交流、他社現地法人の訪問などを通じてアジア新興国とのビジネスに必要なグローバル感覚を身につける研修サービス・研修プログラムの提供を開始しました。 2011年度中に計10社への提供を目指しており、既に数社が今年4月の新人研修の一環として導入した実績があります。
中国は、メディアでも頻繁に取り上げられる通り、アジア新興国の中でも成長が著しく、GDPは日本を抜いて2位に浮上しました。ビジネスにおける日本との関係性においては、今後、競合・協働の機会が増えてくるだけでなく、日本企業による中国人採用も増えていくと見られ、日本人が中国人をはじめとした新興国の従業員と一緒に、同じ組織で働くことが当たり前になる日も近いかもしれません。特に、上海市は、中国の国土面積の1%未満と最も規模の小さい行政区でありながら、人口は1,700万人以上、GDPは2桁の成長を遂げ、2010年には「中国2010年上海万博」の開催によって、上海を中心に中国全体の経済発展が期待されています。
アルーは、昨年7月に中国の上海に現地法人を設立し、日系企業の中国人従業員の人材育成を中心にサービスを展開してきました。一方、日本の人材育成事業では、インドへの派遣型研修をソフトブリッジソリューションズ株式会社と提携しサービス提供をはじめ、日本人向けにグローバル視点の習得を目指した研修プログラム「グローバルコミュニケーション100本ノック(TM)」の開発と提供など、企業と組織・人材のグローバル化に対応したサービスを拡充してきました。
今回、急成長を続ける中国の土地で、現地で実際に生活し、中国の言語や人に直接触れる経験を通じて、最近の日本人に足りないとされるリーダーシップの開発や、今後ビジネスパートナー、コンペティターとして折衝が増える中国人とのコミュニケーション力を鍛え、 “これから求められる新しいグローバル感覚・グローバル視点”を身につけます。派遣先は、上海の他に、北京・広州への派遣も可能で、対象は新入社員~経営層向けまで、企業のニーズにあわせた幅広いプランを用意し、日本企業を人材面から支援し、日本の経済復興に貢献したいと考えています。2011年は、既に導入済み企業および現在準備を進めている企業を含め10社へ、2012年度は30社への支援を目指しています。
■ 中国現地派遣型研修サービス・研修プログラムラインナップ
【1】 中国現地派遣型研修-経営層向け
「中国ビジネス経営リーダープログラム GMLPC」
(Global Management Leader Program in China)
対象:経営層
期間:1週間~
概要:中国での法務関係や労務管理など実践的なビジネス知識と現地企業
の視察を通じて中国のマーケットを理解する
【2】 中国現地派遣型研修-中堅層向け
「中国ビジネスリーダーシッププログラム GLPC」
(Global Leadership Program in China)
対象:中堅層
期間:2ヶ月間~
概要:中国でビジネスをする上で必要な語学力を身につけ、中国文化と
ビジネス環境を理解することでマネジメント力を強化する
【3】 中国現地派遣型研修-新人・若手層向け
「中国ビジネス発見プログラム DCP」
(Discover China Program)
対象:新人・若手層
期間:2週間~2ヶ月間
概要:中国の文化・ビジネス動向をフィールドワークで調査しながら、
グローバルビジネスパーソンとしてのマインドを身につける
◆本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
アルー株式会社 http://www.alue.co.jp/ /4月27日発表・同社プレスリリースより転載