ワークポート調べ「2011年3月 インターネット業界採用動向」
震災後の採用活動は回復傾向、今後は反発による活発化も考えられる
日本最大級のIT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営する株式会社ワークポート(東京都品川区、代表取締役社長 CEO:田村高広)は、各月ごとに職種・業界別の採用動向を発表しています。2011年3月のインターネット業界の採用動向がまとまりましたので、お知らせ致します。
<要旨>
震災により、採用活動を自粛したり鈍化させる動きが見られました。影響が全くなかったとはいえませんが、3月の新規求人数では全体の約45%がインターネット業界(関わりの深いモバイル業界企業も含む)であり、一定の水準は保っていたことがわかります。あわせて3月に求職者が就業を決定した企業に着目すると、全体の約34%(前月比-7%)がインターネット業界企業であり、関わりの深いモバイル業界企業と合わせると約71%(前月比+9%)を占めました。職種別ではエンジニア系職種が全体の約56%(前月比-5%)、クリエイティブ系職種は約24%(前月比+7%)となっています。
<今後の見通し>
書類選考をなくして会社説明会と一時面接を同時に行う動きが見られるなど、震災により一時的に自粛傾向にあった採用活動は回復傾向にあります。被災者支援の一環として50~100人の雇用を決めた企業もありました。今後は反発による活発化も考えられ、より一層注意深く情報をチェックしていく必要がありそうです。
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株式会社ワークポート http://www.workport.co.jp/company/ /4月26日発表・同社プレスリリースより転載