登録スタッフ教育のe-ラーニングサイトをスタート
「テンプオープンカレッジaca-ne(アカネ)」
総合人材サービスのテンプスタッフ(東京都渋谷区、篠原欣子・代表取締役)は本日から、パソコンさえあれば、いつでもどこでも学習ができるe-ラーニングサイト「テンプオープンカレッジaca-ne(アカネ)」を開始し、登録派遣スタッフへの教育の本格的なe-ラーニング化を目指します。
現在、人材派遣業界では登録スタッフへの教育の充実、人材育成への取り組みは、人材獲得の重要なファクターであり、同時に自身のキャリアやスキルアップを望む求職者にとり、人材派遣会社を選ぶ際の差別化の一つとなっています。「テンプオープンカレッジaca-ne(アカネ)」は、そんなスキルアップ志向の高い求職者のキャリア支援と学習の利便性向上および継続性を促す、いつでもどこでも自分都合で学習ができるe-ラーニングサイトです。「テンプオープンカレッジaca-ne」は、テンプスタッフグループの登録者(一部除く)を対象とし、受講料は無料となっています。また、PCを持たない登録者は、アカデミーテンプ代々木校内で学習ができます。
同社では、「テンプオープンカレッジaca-ne(アカネ)」を支えるプラットホームとして、富士ゼロックス社のシステムを導入し、統合教育ポータルサイトを構築、まずは、登録スタッフのスキルアップ支援からスタートします。
学習コンテンツは、テンプスタッフグループで教育・研修分野を手掛けるアカデミーテンプ(東京都渋谷区、斎田千加代・代表取締役社長)が監修し、“楽しんで学ぶ”をキーワードに、PCスキル講座を中心として、キャリア、マナー、カルチャー、豆知識など幅広い分野の一講座、約5〜60分で学習できる内容となっています。PCスキル(ワード・エクセル・パワーポイント・アクセスなど)は、提携先であるナガセPCスクールのコンテンツを利用し、それ以外の講座は、アカデミーテンプのオリジナルコンテンツを導入します。
また、オリジナルコンテンツ制作用のオーサリングツールを活用することで受講者からの声を反映させたフレキシブルなコンテンツ制作が可能です。今後、同ツールを活用し、同社にて資産運用や医療事務、語学、個人情報保護、各種資格系講座、占い、恋愛コーチングなど、さらに幅広いオリジナルコンテンツを開発し、教育内容の充実を図ると共に、将来的には同社にて外販を予定しています。
また、100%動画学習による視覚的な理解促進と電子メールによりコンテンツ内容に関する疑問・質問や利用環境、アプリケーション操作に関する質問を受け付けるなど、学習サポート機能を完備し、飽きずに、楽しく、学習者の生活に合わせて繰り返し学べる環境を整備しました。学習者は、付与されたユーザーIDとパスワードの確認により学習状況が一目で把握できるため、いつでもすぐに学習が始められます。加えて、管理者機能を活用することで学習履歴や進捗を同社データベースに反映し、派遣スタッフのスキル更新につなげます。
これらは、富士ゼロックスが開発した「MediaDEPO(メディアデポ):ウェブ上でのビデオ映像の一覧性を高めるビデオアクセス技術」上で稼動するもので、「MediaDEPO」により、各種検索や見たい場面から講義の再生など、学習者にとり利便性が高く、学習効果向上につながる機能を多数盛り込んでいます。
今後、本、統合教育ポータルサイトを活用し、テンプスタッフ社員の能力向上、企業向け研修の実施、社内コミュニケーションの円滑化を図る情報提供ツールなど、幅広く展開する予定です。同社では、この度のe-ラーニングサイト「テンプオープンカレッジaca-ne」スタートを機に、教育の本格的なe-ラーニング化により、空間および時間の制約から開放された教育インフラを実現し、継続的かつ積極的な教育支援による登録スタッフの定着化とスキルアップを支援します。
(テンプスタッフグループ http://www.tempstaff.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・10月3日)