平成23年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(平成22年12月末現在)に関する調査について(文部科学省)
文部科学省では、高等学校卒業者の就職状況を把握し、就職問題に適切に対処するための参考資料を得るために、平成23年3月高等学校卒業予定者の就職状況を調査し、このほど、平成22年12月末現在の状況をとりまとめましたので、公表いたします。
なお、今回は本調査の2回目の結果公表であり、次回は平成23年3月末の最終的な状況を5月に公表する予定です。
1.調査内容
(1)調査対象
国立、公立、私立の高等学校(全日制・定時制)
(2)調査項目
学科別(国立、公立、私立の別)の就職内定状況
都道府県別(県内・県外別)の就職内定状況
2.調査結果の概要
(1)平成22年12月末における高等学校卒業予定者の就職内定率(就職内定者の就職希望者に対する割合)は77.9%で、昨年同期から3.1ポイント上昇
(2)男女別
男子は82.4%、女子は71.4%
昨年同期比、男子は2.7ポイント、女子は2.9ポイント、それぞれ上昇
(3)学科別
就職内定率の高い順に、「工業」(90.6%)、「福祉」(83.2%)、「情報」(79.1%)、「農業」(78.6%)、「商業」(77.8%)、「水産」(77.6%)、「総合学科」(75.9%)、「家庭」(72.1%)、「普通」(68.5%)、「看護」(53.4%)(その他の学科は除く)
(4)都道府県別
就職内定率の高い順に、富山県(92.9%)福井県(92.2%)、石川県(91.8%)、岐阜県(88.9%)、三重県(86.9%)
就職内定率の低い順に、沖縄県(50.3%)、北海道(63.1%)、宮城県(66.4%)、大阪府(68.2%)、神奈川県(71.2%)
文部科学省 http://www.mext.go.jp//報道発表より転載