パソナオンと千葉商科大学が提携
新卒派遣を活用した就職支援を実施
総合人材サービスを展開するパソナグループで、新卒・第二新卒に特化した人材サービスを行うパソナオン(東京都渋谷区、大森英夫・代表取締役社長)はこのたび、千葉商科大学(千葉県市川市、加藤寛・学長 http://www.cuc.ac.jp/)と提携し、4年生を対象に、今年10月より同社の新卒派遣システムを活用した就職支援を開始します。
支援業務は千葉商科大学キャリア教育センター(センター長・鮎川二郎教授)との連携で行うもので、大学のキャンパス内で新卒派遣システムを活用した就職支援を行うのは、日本で初めての試みとなります。
現在、新卒大学生は就職しても3年以内に約3割が辞めると言われています。このような自発的な離職率の高さは、限られた時間・情報の中だけで「活躍できるフィールド(仕事)」を探し、なおかつ決定しなければならないという、今の学生の就職活動の限界を表しています。また一方では、ニート、フリーターの増加傾向も見られます。このような状況に対し、千葉商科大学では、在学生の「自分らしい働き方」や「自分の適性にあった仕事探し」を支援するため、同社の新卒派遣システムのノウハウを活用した就職支援を導入することとなりました。
これまで同社は、新卒・第二新卒を対象に、会社に入ることが目的の「就社」ではなく個人の特性や希望を活かした「就職」を促す雇用インフラとして“教育”と“キャリアカウンセリング”に注力した『ONアソシエイト制度』を実施してきました。今回、千葉商科大学に提供する就職支援『CUCキャリアアシスト』においても、ビジネスマナーやOJT研修などの実務研修をはじめ、専任のキャリアカウンセラーによる個別相談や業界・職種に関する情報を提供し、学生の適職探しを全面的にサポートしていきます。
またこれらをキャンパス内で提供することにより、学生は時間や場所に制約されずに継続的な就職支援を受けることが可能になります。研修終了後は、学生と同社が年間雇用契約を結び、学生は派遣社員として希望する仕事に就きます。派遣期間を経た後は、学生が正社員・契約社員・派遣社員など自分に合った働き方を選択しながら、“適職”を見つけられるまで同社がサポートします。
同社は今後も、学生が「本当にやりたい仕事」や「成長できるフィールド」を自らが選んでいけるよう、積極的にサポートしていきます。
(パソナオン http://www.pasona-on.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・9月21日)