エム・アイ・アソシエイツが2社と共同で
「個人自立化プログラム」を開発・提供
エム・アイ・アソシエイツ(東京都港区、大上二三雄、松丘 啓司・代表取締役)、プロモーション(東京都港区、菅原泰男・代表取締役)、キュー(東京都港区、植田 寿乃・代表取締役)は、個人の自立化を支援する「個人自立化プログラム」を共同開発し、サービスの提供を開始しました。
近年、企業の経営を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、企業が社員個人に対し、これまでのような終身雇用や年功序列といったキャリア面での保証、あるいは、手厚い退職金制度、年金制度といったファイナンシャル面での保証を行うことは、企業にとってコスト面での重石となり、環境変化への対応の遅れを招きかねないリスクとなっています。それに伴い、これまで、企業の保証を前提に、高いロイヤルティーのもとモチベーションを発揮してきた社員は、将来所得や就業への不安にさらされ、人生の先行き不透明感を増大させています。
今後、企業と社員が互いにこのようなリスクを回避し、両者がWIN-WINの新たな関係を構築していくためには、企業はキャリア面、ファイナンシャル面から社員個人の「自立」化を積極的に支援していき、それに対して社員は、個人で自らキャリアをデザインし、ファイナンシャルマネジメント力を向上させ、自己責任のもとに安心してゆとりをもって働いていくことが必要と考えます。 また、一方で、企業が社員の自立化を支援するということは、個人個人の多様な価値観に沿った、社員のトータルライフデザインを支援することにつながり、より有効な人材フローマネジメントが可能になります。またそれと同時に、自らリスクをとって果敢にチャレンジできるやる気のある自立したコア人材を企業へ引きつけ、引き留める非財務的でかつ有効な手段となり得ます。
今後、労働人口が減少し、さらに個人の生き方がますます多様化する中で、個人の自立化をいかに企業として支援していくかということは、有能なコア人材を獲得していくために、企業にとっては必ず取り組まなければならない課題となっています。
このように、企業にとっても社員個人にとってもこれからますます重要となる「自立」を、本「個人自立化プログラム」では、以下のように定義しました。「自立」は、「自己決定願望」、「ライフバランス力」、「モチベーション」、「キャリアデザインリテラシー」「ファイナンシャルリテラシー」の5つの因子からなり、それぞれの因子の特徴から(1)ファンダメンタルズ(自立化に必要な人間的基礎力)、および(2)テクニカルリテラシー(自立化に必要な技術力)に分類しました。これらの5つの因子が揃って、初めて自立した個人ということができます。
では、企業として、どのように、社員個人の自立化を支援していくか、そのためには何をしなければならないか、という問いに答えるのがこの「個人自立化プログラム」です。本プログラムは、以下、大きく4つのパートからなります。
(1)個人や組織の自立度を定量的に測定する「自立度診断」
(2)モチベーションアップや、ストレスマネジメントなど、個人と組織の「ファンダメンタルズ」
強化を図る「ファンダメンタルズサポート」
(3)キャリアビジョン構築やキャリアデザインを支援する「キャリア開発サポート」とファイナン
シャルマネジメント力強化を図る「ファイナンシャルサポート」の二つから成る「テクニカル
リテラシーサポート」
(4)企業や組織として、自立したコア人材を最大活用するための「タレントマネジメント」支援
企業において「個人自立化プログラム」を実施し、個人の自立化を支援することによって、社員個人が自立するのはもちろん、自立した意識の高い個人によって組織は活性化され、組織力強化を達成することが可能となります。また、社員個人に対する自立化支援は、CSR(企業の社会的責任)を果たすことにつながり、より魅力的な企業として、自立した有能人材を引きつけ、有能人材の確保が可能となります。
■ 自立度診断について
「自立度診断」は、プロモーションが提供するウェブシステム環境で受診が可能です。100の設問(15分程度)への回答結果から、「自立度」を総合的・定量的に明らかにすることが可能です。※自立度診断は、10000円/1名です。(診断の初回導入時、システム初期設定費用として別途150000円掛かります)
(エム・アイ・アソシエイツ http://www.mia.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・9月6日)