テンプスタッフが証券外務員二種の試験を支援する
ラーニング導入・金融業界へ人材提供を強化
ビズコム・ジャパン(東京都港区、小原恒太・代表取締役社長、以下「ビズコム」と経済法令研究会(東京都新宿区、下平晋一郎・代表取締役社長、以下「経済法令」)は、携帯電話を利用したモバイルラーニング『ケータイスタディ』シリーズとして証券外務員二種の試験対策用モバイルラーニングシステムを共同開発し、総合人材サービスのテンプスタッフ(東京都渋谷区、篠原欣子・代表取締役社長)が同システムの導入を決定したことを発表します。今後、経済法令、ビズコムは、共同で証券会社、銀行、生命保険会社、人材派遣業界などへ同ソフトを積極的に販売し、テンプスタッフでは、証券外務員の育成に加え、登録推進および金融機関への人材派遣・人材紹介を強化していきます。
同システムは、株式など有価証券の売買や売買の勧誘などができる証券外務員二種の資格取得試験対策用で、携帯電話で問題を解き、反復学習をしながら知識を習得できる携帯学習システムです。受講者は、携帯の利便性を活用し、場所や時間などに制約されず、「いつでも、どこでも」、自分のペースに合わせて学習することが可能です。また、毎日決まった時間に学習を促すメールが送信されてくるので、学習意欲の低下を防ぎ、モチベーションを維持することもできます。また、外務員必携(日本証券業協会刊)・既存のテキスト(経済法令刊)の参照ページが解説文中に表示され、合わせて学習を進めることもできるようになっています。
一方、管理者である企業は、PC画面から学習成果を把握できるため、進捗管理や苦手分野のフォローを行い、学習者に最適なカリキュラム設定およびマネージメントが可能です。加えて、講師やインフラ投資が不要なためコスト削減を図ることもできます。三社は、全国の資格取得希望者の試験対策としての利用を促し、証券外務員資格取得支援を通じ、金融業界の人材育成を支援します。
テンプスタッフでは、同システムを業界に先駆け、いち早く導入し、需要の高まる証券外務員資格取得支援と金融業界の人材提供を強化します。証券外務員の有資格者ニーズの背景として、2004年12月に証券仲介業が解禁され、営業・渉外、窓口、コールセンター、システム、バックオフィスでの事務処理など幅広い部署で証券外務員資格保持者の人材ニーズが高まったことがあります。また、証券会社などで就業していないと受験ができなかった外務員資格ですが、2004年9月より、証券外務員二種の受験のみ一般の人も可能になりました。テンプスタッフでは、証券外務員二種有資格者育成に注力し、「証券外務員資格取得セミナー」を東京・大阪で実施していますが、利便性向上のために、居住地や勉強するタイミングなど、自分のライフスタイルに併せて、学べる同システムの導入にいたりました。
同システムを導入することで、全国の資格取得希望者の支援はもとより、希望者へは仕事情報を携帯電話に送信できるなど、証券外務員の育成に加え、登録推進および金融機関への人材派遣・人材紹介の強化を目指します。
(ビズコム・ジャパン http://www.bizcom.co.jp/ 経済法令研究会 http://www.khk.co.jp/ テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・9月2日)