ワイキューブが大学3年・修士1年生対象に
「インターンシッププログラム」を開始
コンサルティング企業のワイキューブ(東京新宿区 安田佳生・代表取締役)はこのたび、大学3年生および修士1年生を対象に、会社説明会や面接選考参加前に、学生が「仕事」や「ビジョン」を体感できる場として、コンサルティングビジネスを疑似体験するインターンシッププログラム『Consulting Academy 〜企業は“論理”と“心理”で動いている〜』を開始しました。
若者の離職率が高まり、中卒者の7割、高卒者の5割、大卒者の3割が入社3年以内に職場を去る『753現象』が社会的な問題となってきました。「転職に関するアンケート調査」(2005年3月ワイキューブ調べ)によると転職を経験した、または検討したことがある人の約77%が「就職を決める際の情報が十分ではなかった」と回答しており、企業が発する情報と学生が得たい情報との「情報のミスマッチ」が、その一因と考えられます。
学生は就職を決定する際、「自分のやりたい仕事ができる」(73.6%)「企業戦略やビジョンが優れている」(51.3%)という項目を重視(2004年12月リクルートワークス研究所調査 就職ジャーナル版『就職白書2004』)しており、学生が得たい情報を知る機会として、インターンシップへの人気と参加者は年々増加傾向にあります。毎日就職ナビのデータによると、2006年卒予定学生のインターンシップ参加率は25.7%、前年の22.4%に比べて3.7ポイント増加。文部科学省の平成15年の調査データでも、大学におけるインターンシップ体験学生数は前年度比4250人増加し、初めて3万人を超えたという結果となっています。また、受入企業も2006年卒予定学生対象で20.3%(前年14.8%)と大幅に増加しています。(2005年3月毎日コミュニケーションズ調べ)
【インターンシップ企画の特徴】
■ コンサルティング疑似体験
(1)課題の発見、(2)仮説の設定、(3)解決施策のプレゼンテーション、という一連のコンサルティングフローを実施することにより、“コンサルティングとはどのようなものか”を仕事の流れを通じて体感することができます。
■ コンサルティングに必要な基本的スキルの習得
コンサルティングビジネスに必要なインプットスキル(仮説設定、ヒアリングなど)、プロセススキル(思考の構造化、フレーミングなど)、アウトプットスキル(プレゼンテーションなど)、スケジューリングなどの基本的なスキルを、座学と実践を通じて習得することができます。
■ 就職活動生同士のネットワーク作り
3日間のプログラムを同じチームで実施し、チームで課題を進めることで、今後本格化する就職活動で支えとなる、大学や学部の垣根を越えたネットワーク作りができます。
【インターンシップ概要】
募集対象:2007年3月卒業予定の大学3年生および修士1年生
募集員数:1回につき30名(計6回開催)
対象期間:8/4〜9/12
開催地区:東京、大阪、名古屋、福岡
プログラム:第1回 コンサルティングスキルアップ
第2回 コンサルティング疑似体験
第3回 プレゼンテーション・懇親会
応募方法:ウエブ上でのエントリーシートによる書類選考の上30名を選出
■ その他詳細:【Consulting Academyページ】
http://www.y-cube.info/recruitment/intern.html
(ワイキューブ http://www.y-cube.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月8日)