ロバート・ウォルターズ、第3四半期アジア雇用調査を発表
日本の求人広告数上げ幅は、他のアジア諸国に比べ最大27.3%増加
専門分野に特化したグローバルスペシャリスト人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ(英国ロンドン、日本オフィス:東京都渋谷区、代表:デイビッドスワン)は、2010年第3四半期に関する同社のアジア雇用調査を発表しました。「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査 (The Robert Walters Asia JobIndex) 」では、日本、シンガポール、香港、中国における大手求人情報サイトおよび国内紙に掲載された専門職に関する求人広告数を追跡記録しています。
■ 主な調査結果
[全体]
― 2010年第3四半期に掲載された求人広告総数は、2009年同時期との比較で約72.3%増加。継続して増加している求人広告数から、採用企業の状況が改善してきているといえる。
― アジア各国における2010年第3四半期中の求人広告数の推移は、前四半期に比べ、12.7%増加。
[日本]
― 2009年同時期に比べ、日本と中国はそれぞれ過去最大の求人広告数の増加を見せた。(日本:108.1%増加、中国:74.6%増加)
― 前四半期に比べ、アジア各国において求人広告数が増加。日本上げ幅はアジア最大で27.8%を記録。その他、12.5%(中国)、5.2%(シンガポール)、3.8%(香港)。
― 日本ではミドル、バックオフィス分野(秘書・サポート職など)が、前四半期から引き続き増加傾向にある。
ロバート・ウォルターズのアジア雇用調査は、2010年第3四半期の求人広告総数が、前の四半期と比べて12.7%増加し、同四半期中(7月から9月)では6%増加したことを示しました。2009年の同時期と比較すると、求人広告の総数は72.3%増加したことになり、現在アジア地域における経済の復興については第1四半期、第2四半期と続き、確実なものになってきているといえる。採用企業側が持つ今後の見通しも、不況が始まって以来、一番明るい兆しが見えている模様。一方で、特に金融業界における一部では、特定の経験やスキルを持つスペシャリストがあいかわらず不足しており、そういった分野においては給与が 上昇してきている。
▼ さらに詳しい数字、グラフはこちらをご覧ください。(PDF)
◆「ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査」について
ロバート・ウォルターズ アジア雇用調査は、日本、シンガポール、香港および中国における大手求人情報サイトおよび国内紙に掲載された雇用枠に関する求人数を追跡記録し、雇用市場の動向を調査しています。
過去の調査結果など、さらに詳しい情報はロバート・ウォルターズのアジア雇用調査ウェブサイト(英語版)をご覧ください。
※ 日本語の過去の調査結果もこちらからご覧いただけます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
ロバート・ウォルターズ・ジャパン http://www.robertwalters.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・11月25日