ピースマインド、プロシーズ、ワーク・ライフバランス3社連携
〜 企業向けメンタルヘルス支援サービスを強化
メンタルヘルスサービスを提供するピースマインド(東京都中央区、荻原国啓・代表取締役社長)、プロシーズ(東京都港区、花田隆典・代表取締役)、ワーク・ライフバランス(東京都港区、小室淑恵・代表取締役社長)の3社は、この度業務提携を行い、企業向けメンタルヘルス支援サービスを強化します。
■ 業務提携の背景
メンタルヘルス支援には、予防、発症、職場復帰、周囲の対応など、それぞれの企業が抱えている問題に合わせたサポートが必要となります。これまで3社では、メンタル不全により休職した従業員を対象にした職場復帰支援プログラム『メンタルarmo[アルモ] 』※1を共同開発して参りましたが、さらに、3社の強みを生かした包括的なサポートを行うことにより、企業ごとの状況に最適なメンタルヘルス支援プログラ ムをスムーズに提案できる体制になります。
■ 新しいメンタルヘルス支援体制
まずはEAP(Employee Assistance Program;従業員支援プログラム)を主事業とする【株式会社ピースマインド】による、ストレス診断「こころの健康診断」※2を実施し、組織的なこころの健康度を分析します。その結果、主にあげられるメンタルに関する問題は「仕事の量」「仕事の質(裁量感)」「職場の支援」の3つに分けられます。
それぞれの問題に対して、3社の強みを生かした以下のサポート体制を実施致します。
【1】 <仕事の量>…残業量などの問題
ワーク・ライフバランスコンサルティングを主事業とする【株式会社ワーク・ライフバランス】による、『労務管理、残業量の見直しなどのコンサルティング』を実施。
【2】 <仕事の質(裁量感)>…指示の仕方などの問題
仕事の質の問題については、【株式会社ピースマインド】による『管理職研修』を実施。
【3】 <職場の支援>…上司、同僚とのコミュニケーションの問題
LMS(Learning Management System;学習管理システム)の開発・提供を主事業とする【株式会社プロシーズ】による、『メンタルarmo[アルモ] 』を提供。合わせて、【株式会社ピースマインド】による『ラインケア研修』(周囲の対応)や『メンタルタフネス研修』等を実施。
【株式会社ピースマインド】による、基本コンサルティング契約をベースに、産業メンタルヘルスの専門医やカウンセラー、弁護士など産業メンタルヘルスの専門チームによる、サポートを受けることができます。また、メンタルヘルス関連疾患による休職からの復職の際の、専門医による復職可否の意見書サービスや、復職後の安定就労を目指す、仕事力トレーニングサービスの提供を行います。職場のメンタルヘルス対策の一次予防から三次予防まで幅広く対応が可能となります。
さらに、メンタルヘルス関連のセミナーなどを相互に協力して行うことで、3社の自社顧客も含む企業の人事部門へのメンタルヘルス支援サービス普及促進を図るとともに、より良いサービスの提供に努めて参ります。メンタルヘルス関連疾患の発症や再発を未然に防ぐとともに、メンタル休業者はスムーズに復帰し、誰もが生き生きと働く社会を目指し、尽力致したいと存じます。
※1 「メンタルarmo[アルモ]」とは
企業の社員に向けたセルフチェックを通じメンタル不全を未然に防止するほか、メンタル不全による休職者が復職するまでに必要な情報を提供するなど、職場復帰や再発防止を支援します。また、休職者だけでなく、休職者をサポートする上司・同僚・会社(人事部)・家族にもメンタルヘルスに関する正しい知識を提供し、休職者への適切な対応を支援します。具体的には、インターネットを通じて専用サイト内で、メンタルヘルスに関する正しい知識をeラーニングで身につけられるほか、セルフチェックツールで休職者自身が体調を管理したり、電話によるカウンセリングなどを利用したりすることができるサービスです。
◎ メンタルアルモ紹介サイト
※2 「こころの健康診断」とは
ストレス診断「こころの健康診断」は、労働省委託研究「作業関連疾患の予防に関する研究班」の成果である職業性ストレス簡易調査票をWeb・マークシートサービス化したもので、個人のストレス状況の他、職場のストレス要因をも評価できることが大きな特長です。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。(PDF)
ピースマインド http://www.peacemind.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・8月3日