イニシアチブ・パートナーズ、ストレス状況を
WEBで診断・レポートするサービス「メンタルヘルス・ネット」を7月1日より開始
イニシアチブ・パートナーズ(大阪市北区、川口雅裕・代表取締役)は、従業員のメンタルヘルスを人事管理上の重点課題とされる企業を対象とし、職場および個人個人のストレスの状態についてネットを使って診断・レポートするサービス「メンタルヘルスネット」を、7月1日より開始いたします。
本サービスは、お申込みになった企業の従業員の皆様に、厚生労働省が発表した「職業性ストレス簡易調査票」に基づくサーベイ(質問項目:57項目。所要時間:約10分)にWEB上で入力していただき、弊社がそれを「組織全体(部署単位も可能)のストレス状況」と「従業員個別のストレス状況」にまとめてレポートするものです。システムは、webセキュリティ診断で最高ランク“S”を受ける『 スパイラル』(パイプドビッツ社)を使用。情報管理面でも、安全な環境でご利用いただけるよう配慮しております。
サービス提供の流れにつきましては、以下の通りとなります。
■ 企業様単位で申込みを受付。弊社より「企業ID」と「検査用URL」をお知らせ。(無料)
↓
■ 利用される人数、時期などは自由。診断レポートは、毎週木曜日の17時までに入力されたものについて、翌週の火曜日の13時までにPDFファイルで納品。
↓
■ システム利用料と集計・出力業務料を合わせて、1,050円/人(税込)を請求。
通常、このような診断サービスでは「基本料金+人数スライドの加算」という料金体系であり、かつ診断を実施するたびにこれがかかってきます。これに対し本サービスは、企業ごとの状況や方針に応じて使って頂きやすくするため、基本料金をなくした上で、いつ、何人が使っても1人当たり1,050円のみという完全な従量制の価格体系といたしました。
事前案内をし、既に登録を頂いた17社の人事部の皆様に、本サービスをどのように使われる予定かについて伺ったところ、「年1〜2回程度、定期的に全社員のメンタルヘルスに関する状況を把握する。」「部署別、拠点別、職種別、階層別など、環境に応じたストレス状況を把握しておく。」「続けて残業が多くなっている人、前月に60時間超の残業であった人などを、個別にケアする。」「新入社員や中途採用者、異動者、昇格者など、環境変化があった人達に対するケアを行う。」「メンタルヘルス対策と同時に、職場環境改善策を企画する際の参考資料とする。」といった様々な声が上がっており、使い方や利用時期が自由で従量制の価格体系であることを評価いただいております。
当社は、人事制度の設計や各種研修を企業向けに提供させて頂いているコンサルティング会社であり、メンタルヘルス研修も数多く実施をして参りましたが、顧客企業から社内の現実の状況を把握したいという声が非常に増えてきたことから、本サービスを企画したものです。
背景としまして、実際にうつ病で休業者が出ている企業は珍しくなくなっていること、定期健康診断の項目に加わるとも言われ従業員の健康管理に欠かせない観点となってきていること、リスクマネジメント、コンプライアンスといった観点からメンタルヘルス対策が重要であると考える企業が急速に増えていることなどがありますが、まだまだ企業の対策は不十分な面があり更に注目の集まる分野であると考えております。
イニシアチブ・パートナーズ http://www.ini-p.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月30日