ピースマインド、社内メンタルヘルス体制支援サービス
「インサイドEAP」を開始
メンタルヘルスサービスを提供するピースマインド(東京都中央区、荻原国啓・代表取締役社長)は、会社内のメンタルヘルスケア体制を強化・支援するサービス「インサイドEAP」を2010年6月1日から開始します。
具体的には、ピースマインドEAカウンセラー(※)が職場を定期訪問し、社内EAP機能を果たすというもので、これにより、人事担当者だけでは対応が困難な課題に対して、外部専門機関の資源やノウハウを活用しながら解決に当たることを実現し、組織の課題解決を迅速化します。
※ EAカウンセラーとは、EAP(Employee Assistance Program/従業員支援プログラム)における職場の相談に応じることができる専門家。「職場=組織」と「従業員=個人」両者の視点を持ちながら、柔軟にバランスよく対応するスキルが求められます。
■ 背景
厚生労働省「平成19年労働者健康状況調査」によると、心の健康対策に取り組んでいない事業所について、取り組んでいない理由をみると、「専門スタッフがいない」とする事業所の割合が最も高く、次いで「取り組み方が分からない」など、従業員の支援をどのように行っていくのがよいのか、見出せていない現状がうかがえます。特に、中小規模企業にとっては、メンタル不調による休職者の増加や職場のストレスの課題は多いものの、専門スタッフを配置するにはコスト負担が大きいとともに、産業メンタルヘルスに精通した実践的な専門家を採用すること自体、難しい現実があります。
ピースマインドでは、これまで外部専門機関として400社以上の組織に対して、メンタルヘルスに関するコンサルティングやサービスを提供してきましたが、昨今は、心理専門職が事業所に訪問して行うカウンセリングや、現場の人事労務・健康管理スタッフの支援を要望されるケースが多くなってきました。実際には、「社内でメンタルヘルスの専任担当者を置くことができない」「社内ですぐに相談できる窓口を設けたい」「休職・復職プランの作成から、復職後の長期的フォローまで専門家に実施してもらいたい」等がよく聞かれます。そのようなニーズに応えるため、企業内部に能動的に関わるメンタルへルス支援を強化し、同サービスを開始いたしました。
■ 社内メンタルヘルス体制支援サービス「インサイドEAP」とは
ピースマインドの産業メンタルヘルス専門家チーム(産業メンタルヘルス専門医、保健師、臨床心理士、精神保健福祉士、産業カウンセラー、弁護士、社会保険労務士)の一員であるEAカウンセラーが企業を定期的に訪問し、従業員や管理職のカウンセリングからメンタルヘルス施策のプランニングまで、人事担当者だけでは対応が困難な課題について、解決に向けた支援をするサービスです。
○ 概要
1回につき、4時間または8時間の定期訪問をし、契約時に定める下記の業務を遂行します。
・ 従業員のカウンセリング
・ 管理職へのコンサルテーション(部下の対応方法など)
・ 人事部門の支援(従業員の対応方法など)
・ 休職者・復職者対応(復職プランの作成からフォローアップまで)
・ メンタルヘルス施策の立案
・ 衛生委員会への出席 など
○ 価格
従業員規模、訪問回数等に応じてのお見積もりとなります。
(例)月2回訪問、1回4時間 : 80,000円(税別)
※ 業務管理費、交通費込。別途初期費用が必要となります
○ サービス詳細 : http://www.peacemind-eap.com/service/inside/
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。(PDF)
ピースマインド http://www.peacemind.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月26日