日本コンサルタントグループ、金融機関向け「目利き研修」を強化
日本コンサルタントグループ(東京都新宿区、清水正行・代表取締役、通称:ニッコン)は、平成21年12月4日に施行された中小企業金融円滑化法(以下、金融円滑化法)に対して体制強化を行う金融機関に向けて、「目利き研修」の提供を3月から強化いたします。
「目利き研修」とは、お客様の業界動向や業種・業務知識を習得し、将来性を判断したり、経営課題を発見する「目利き力」をつける研修です。目利き力を持ち、的確な経営支援を行える人材の早期育成を課題としている金融機関に対して本サービスを提供してまいります。
1. 法施行を契機に銀行等、各金融機関で組織体制を整備
金融円滑化法の施行に伴い、銀行をはじめとする各金融機関では、昨年12月から借入れ条件の変更等に対する相談窓口の設置、金融円滑化管理担当者の設置など、円滑化への推進体制の整備に取り組んでいます。その取り組みにおいては、融資先に対する経営相談、経営改善支援も強化されており、営業担当者と本部の支援担当者が中小企業のサポートにあたる例もみられ、支援ための人材育成が金融機関にとって重要な課題となっています。
2. 業種別コンサルティングで蓄積した知識・ノウハウによる効果的な研修
日本コンサルタントグループでは、創業当初から実施してきた業種別コンサルティング実績で蓄積された、各業界・業種における環境や企業の経営課題、部門特性などについての独自の情報と知識をまとめ、ソリューション営業担当者向けの「業種・業務知識研修」として開発し提供してまいりました。営業担当者が企業の経営課題を発見し、その解決策に自社の商品・サービスを提案するための前提となる業種・業務知識を短期間で効率的に学べることから、これまでにシステム開発会社、機器販売会社などの若手営業担当者、また異動により担当業界・業種が変わり早急に業界知識を身に付けたい方々に多数の研修を行っており、金融機関向けには「目利き研修」として提供し、多くの実績があり、お役立ていただいております。
このたびの法施行による金融機関の人材育成ニーズを踏まえ、提供を強化していきます。
3. 「目利き研修」サービス概要
■ サービス概要
目利き研修 ※カリキュラム例は別紙参照
◆ 業種:食品製造業、建設業、流通業(卸売・小売)、医療・福祉、飲食店・宿泊業の5業種
◆ 業界環境、業務プロセス、主要業務、財務傾向、企業課題等を1日もしくは2日で学ぶ研修コース
■ 特徴:
(1) 業界の特性や動向を知り、経営改善提案の前提となる知識を習得できる。
(2) 業界に合わせた課題を構造的にとらえて、潜在的なニーズを踏まえた改善提案ができるようになる。
(3) 経営指標から課題分析・発見する、製造業の業務の流れ把握する演習などがあり、理解しやすい内容。
日本コンサルタントグループ http://www.niccon.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月25日