ビジネス・スペシャリストの自立を支援
『パソナフォーチュン』が7月に設立
総合人材サービスを手掛けるパソナ(東京都千代田区、南部靖之・代表取締役 グループ代表兼社長)はこのたび、“さまざまなビジネス分野のスペシャリスト”と企業とを結ぶプラットフォーム事業を行う『パソナフォーチュン』(東京都千代田区、猪砂宏章・代表取締役社長)を設立、7月より営業を開始します。
現在、日本の労働市場では、「正社員」、「パート」、「アルバイト」そして、「派遣社員」や「契約社員」など多様な雇用形態が定着してきました。また、「インディペンデント・コントラクター(独立事業主)=以下、IC」と呼ばれる「雇用」と「自営業」の中間的な働き方も拡がってきています。しかしながら、ICとしての自立を目指すも、活動範囲が限られ十分な顧客獲得にまで至らないケースが多くみられる一方で、企業からはICの専門性を高く評価しつつも、いまだ「ICの効果的な活用・選択方法がわからない」という声も寄せられています。
パソナフォーチュンに登録する「ビジネス・スペシャリスト」のエージェンシーとして、ビジネス機会の開拓、条件交渉を行うとともに、パソナフォーチュンと「ビジネス・スペシャリスト」の協働による、企業の事業拡大、上場支援などのコンサルティングやプロジェクト支援サービスを展開していきます。
パソナフォーチュンは、プライベートバンカーとして長く活躍してきたメンバーが中心となり、自らと同じ“ビジネス・スペシャリスト”の自由な働き方を定着させたいとの思いから設立されました。米国ではすでに850万人を超える人々がICとして活動しているとされていますが、日本においても「インディペンデント・コントラクター」の労働市場創出に寄与し、社会に新たな“ビジネスマンモデル”を提唱することで、ホワイトカラー層の活性化へとつなげていきたいと考えています。
(パソナ http://www.pasona.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・6月29日)