キューアンドエーとラック、コールセンター従業員向けeラーニング
「情報セキュリティ教育コース」を共同開発し提供開始
キューアンドエー(東京都渋谷区、金川裕一・代表取締役社長)とラック(東京都港区、齋藤理・代表取締役社長)は、コールセンター業務に必要不可欠なセキュリティに関する知識を習得できる「情報セキュリティ教育コース」を共同開発しeラーニング形式で本日より提供します。
コールセンターの業務では、個人情報を始めとする、さまざまな機密情報を取り扱うことが多く、雇用形態に関係なく一定レベルのセキュリティ知識の習得が求められています。しかし、正社員向けと同様の研修をコールセンターすべての従業員に行うには、コストも時間もかかるため、多くのコールセンターでは十分なセキュリティ研修を実施することが難しいという課題を抱えています。
キューアンドエーとラックは、このようなコールセンター運営の課題を解決するため、時間や場所に縛られずに受講ができるeラーニング形式の講座を低価格で提供します。受講者は、インターネットに接続された自宅や就業先のパソコンからWebブラウザを利用して、本セキュリティ教育コースを受講することができます。また本コースは1名から受講が可能です。セキュリティ事故の具体例や事故を未然に防ぐための手段を習得し、講座の最後には確認テストを受けることで、受講後の効果測定も行えます。
【 コールセンター従業員向け「情報セキュリティ教育コース」概要 】
価格: 5,000円(税別)/人(有効期限60日)
時間: eラーニング60分+問題と解説30分
■ コースカリキュラム
1. 身近なセキュリティ対策
2. 私達に襲い掛かるセキュリティ事故
3. 自分を守るセキュリティ対策
4. 個人情報保護とは?
5. 理解度チェックテスト
※ 集合研修形式の研修も承ります。
現在、コールセンターの就労者は全国で70万〜100万人と言われ、効率的に数多くのスタッフを確保するために、従業員の90%以上が正社員以外で運営されています?。また、コスト削減を目的に、コールセンターの自社運営から外部への業務委託に切り替える企業が増えており、北海道、宮城県、福岡県、沖縄県や海外など本社から離れた遠隔地にあるコールセンターでは、今後ますます雇用する人員数が増えていくことが予想されています。
本コールセンター従業員向け「情報セキュリティ教育コース」は、キューアンドエー独自のコールセンター運営から得た知見を情報源とし、それをセキュリティ専門会社のラックがコールセンター従業員向けのセキュリティに特化した内容でeラーニング形式として共同開発いたしました。また、ラックが講座の開発およびメンテナンスを行い、キューアンドエーがコールセンターの保有企業や人材派遣事業者、コールセンター委託企業などに販売を行います。両社は、2009年度中に本教育コースの1,000アカウントの発行および受講を目指します。
※参考文献:株式会社リックテレコム刊「コールセンター白書2009」
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
キューアンドエー http://www.qac.jp/、ラック http://www.lac.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月4日