人材育成のためにアメニティーズが
SAPラーニング・ソリューションを採用
アメニティーズ(長野県東御市、金本朝樹・代表取締役社長)とSAPジャパン(東京都千代田区、藤井清孝・代表取締役社長)は、アメニティーズがこのたびSAPの統合基幹業務パッケージ「SAP R/3 Enterprise」の人事・組織・給与・申請業務などのコア人事ソリューション、および、SAPラーニング・ソリューションの採用を決定した、と発表しました。
今年で創業30周年を迎えるアメニティーズは、顧客サービス重視の姿勢と、地域との調和を考えた店舗作りなどの経営方針のもと、長野県下に20店舗のパチンコ・レストラン・ボーリング場・映画館などの総合的なレジャーサービス施設を展開しています。アメニティーズでは、現在、人材育成を通した顧客満足度の向上を推進しており、リーダーシップ研修をはじめ、釘の調整・ホール運営などの実務的な研修のほか、新入社員研修などさまざまな教育研修に取り組んでいます。今後、さらに質の高い人材育成を推進していくにあたり、現状の集合研修を中心とした方式では、店舗型の事業展開という特性上、店長研修における多忙な店長と講師・教育担当者との調整といった運営面の負荷や、各店舗の成功体験などボトムアップ型の情報共有の仕組みづくりの必要性、流動性の高いアルバイト社員への迅速な初期教育・経営理念の徹底などの面で限界がありました。
こうした背景のもとアメニティーズでは、この度、人事・組織・給与・申請業務を対象としたコアの人事ソリューションとあわせて、人材育成の統合的な基盤としてSAPラーニング・ソリューションの採用を決定しました。
SAPラーニング・ソリューションによりウエブを通して研修を実施できる仕組みを全店舗に展開、研修内容に応じ集合研修方式とeラーニング方式に分類し、研修の大幅な効率化を図るとともに、店舗間のノウハウの情報共有を推進していきます。アメニティーズでは、現在、情報共有を強化していますが、こうした人材育成への積極的な取り組みを通し、さらなる顧客満足度の向上、店舗運営の効率化、地域への貢献を目指します。
アメニティーズは、2004年9月に、経営における意思決定の迅速化とその実現のための社内システムの全体最適を目指し、「SAP R/3 Enterprise」の財務会計(FI)、管理会計(CO)および「SAP Business Information Warehouse」(以下SAP BW)、mySAP CRMを採用し、その後、さらなる全体最適の推進を目指して2005年3月に購買管理(MM)、SAP SEM(Strategic Enterprise Management:戦略的企業経営)の採用を決定しました。これと同時にSAPラーニング・ソリューションを含む統合的な人事ソリューションを採用し、今後は全体最適の方針のもと人事・組織・給与・申請業務と同じシステム上で教育・研修管理を実現し、総合的な人材情報の活用による人員計画、報酬計画、育成計画に関する意思決定の推進と、システム導入コスト、運用コストの削減を図っていきます。
■mySAP ERP Human Capital Management については、下記ご参照ください。
http://www.sap.com/japan/solutions/business-suite/erp/hcm/index.aspx
■SAP Learning Solutionについては、下記ご参照ください。
http://www.sap.com/japan/solutions/business-suite/erp/hcm/learningsolution.aspx
(アメニティズ tel: 0268-62-4500 SAPジャパン http://www.sap.com/japan//同社プレスリリースより抜粋・6月27日)