NTT レゾナント、gooリサーチにて
「コスト削減と働くモチベーションに関する意識調査」を実施
NTTレゾナント(東京都港区、中嶋孝夫・代表取締役社長)は、インターネットアンケートサービス「gooリサーチ」にて社員規模が10名〜299名の中小企業に勤める社員を対象に、コスト削減と働くモチベーションに関する調査を実施しました。有効回答数は524名でした。
■ 調査結果のポイント
(1)コピー費の削減をはじめとした様々なコスト削減策が実施されている。
08年9月以降、企業にて実施されたコスト削減策のうち、「コピー費の削減(カラーコピーの禁止、出力自体の抑制など)」をはじめとした、即効性が高く、すぐに実行に移せるコスト削減施策を実施している企業が多いことが伺えた。
(2)過半数がコスト削減によって業務が非効率になったと回答。
「企業が実施したコスト削減に伴って、業務が非効率になったと感じますか。」という問いに対して「ある」52.1%と過半数が回答した。コスト削減によって、実務レベルで悪影響が出ていることが伺える。
(3)コスト削減によって、約6割の社員が働くモチベーションを下げ、約4割の人がコスト削減は、退職(転職)を考える際の要因になると回答。
「コスト削減によって働くモチベーションは下がると思いますか。」という問いに対して、「思う」が最も多く39.1%であった。「大変思う」も22.1%と4人に1人の人が、コスト削減と働くモチベーションの相関関係を強く意識している結果となった。また、コスト削減は、退職(転職)を考える際の一つの要因になると回答した人が、37.8%にのぼり、その理由として働くモチベーションが下がるからと8割の方が回答した。
(4)コスト削減によって、会社への忠誠心や社内コミュニケーション、お客様との付き合いなど、普段の業務に悪影響を与えるような内容も約2割が減ったと回答。
コスト削減によって無くなったもの(減ったもの)として、「余裕」が最も多く55.9%次いで、「給料」46.2%という結果になった。一方で「会社への忠誠心」27.7%、「社内コミュニケーション」17.6%、「お客様との付き合い」17.2%など、コスト削減によって普段の業務に悪影響を与えるような回答も出た。コスト削減が社員の気持ちを考えずに行われていることが伺える結果となった。
(5)過半数が企業のコスト削減の際に、社員の働くモチベーションを一番考慮して欲しいと回答。
コスト削減を実施する際に一番考慮して欲しい点として、「社員の働くモチベーション」53.6%と最も多く、次いで「働きやすい環境」25.0%、「現場の業務」14.5%が続いた。コスト削減を実施することで働くモチベーションや環境が変わることを懸念していることが伺える結果となった。
【 調査結果について 】
<調査概要>
1. 調査対象: 社員規模が10名〜299名の企業に勤める20代、30代の社員
2. 調査方法: 「gooリサーチ」上での公開型インターネット・アンケート
3. 調査期間: 平成21年12月18日(金)〜12月21日(月)
4. 有効回答者数:524名
5. 回答者の属性: 【企業規模】 10名〜49名:51.9% 50名〜299名:48.1% 【年代】 20代:16.6% 30代:83.4%
※ 2008年9月以降にコスト削減(経費削減)が実施された企業の社員を対象
≪補足≫
(*1) 【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える「gooリサーチ・モバイル」モニター(11.9万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(7.8万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、424万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。 (モニターの人数はいずれも2010年1月現在)
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
NTTレゾナント http://www.nttr.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・1月15日