アルー、「人材育成計画・実行の現状と課題」について意識調査を実施
この度、人材育成計画のあり方について考えるために、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役社長)は、企業で人材育成の計画・実行を3年以上担当する、人事・総務・経営企画部門の正社員300名を対象に、人材育成計画・実行の現状と課題について意識調査を実施しました。
【 調査結果 概要 】
本調査から、約半数の人材育成の計画・実行担当者は、「計画通りに社員が成長している」と感じていることがわかりました。また、「年次や階層ごとの育成体系を明確にしている」会社は、約7割でした。「計画通りの社員の成長」と「育成体系の明確化」との関係を見たところ、育成体系を「明確にしている」と答えた担当者のうち、約6割が「計画通りに育っている」と感じているのに対し、「明確にしていない」担当者では、「育っている」と感じる人が約4割にとどまりました。このことから、「育成体系の明確化」が、育成計画のPDCAサイクルによい影響を与えている可能性がうかがえます。
育成計画・実行においては、「階層別・能力別のあるべき人材像の明確化」や「効果測定方法の策定」に難しさを感じている人が多く、育成体系の構築や計画のPDCAサイクルの試行錯誤がうかがえる結果となりました。計画・実行の参考にしていることは、「職場の要望」との回答が約7割と一番多く、次いで「社内意識調査・サーベイ」が約6割でした。また、研修プログラム選定では、「カリキュラムの内容」を重視する人が約4割、「効果」を重視する人が約3割でした。一方、「コスト」、「講師」を重視する人はそれぞれ約1割でした。育成が難しいと感じる階層については、「中堅社員(4年目-主任未満)」が7割以上と最も多く、続いて「管理職層」、「主任層」という結果となりました。さらに、「職場をうまく巻き込む方法」について意見を聞いたところ、「職場を絡めた研修の企画」、「管理職層に対する施策」、「人材育成のメリット・重要性の啓蒙活動」といった意見が多く、日頃から職場の巻き込みを意識しながら計画・実行していることが垣間見えました。
企業の成長が容易でない昨今において、人材育成の必要性が高まる中、組織を「継続的な成長」へ導くためには、育成の計画・実行担当者が、経営層と職場の架け橋となり、企業全体で育成に取り組むための共通言語を創り出していくことが、成功の鍵となるのではないでしょうか。
【 調査結果 抜粋 】
あなたの会社の社員の方々は、計画通りに育っていますか。
・ 「育っている」、「やや育っている」(51.0%)
人材育成を計画・実行する上で、参考にしているものは何ですか。(複数回答)
・ 職場からの要望(71.3%)
・ 社内意識調査・サーベイ(57.3%)
※ 本レポートは法人企業の人事・教育研修・人材開発ご担当様向け資料となっております。
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アルー http://www.alue.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・11月19日