パソナキャリア、「残業時間」に関する調査結果を発表
パソナキャリア(東京都千代田区、渡辺尚・代表取締役社長)では、『残業時間に関する調査』を実施しましたので、その結果をご案内いたします。
【 調査結果概要 】
■ 「平均的な実残業時間」の平均は35.7時間。「多いときの実残業時間」の平均は66.5時間に。
■「理想的な残業時間」は22.2時間。「許容できる最大の残業時間」は49.8時間。
■ 残業時間が多いと感じている人の割合は、平均残業時間20時間以内の人は19.8%、21〜40時間の人は47.9%、41〜60時間の人は77.9%、61〜80時間の人は90.7%に。
【 調査結果詳細 】
全体では、「平均的な実残業時間」の平均が35.7時間、「多いときの実残業時間」の平均は66.5時間となりました。性別でみると男性のほうが残業時間が長い傾向にあります。年代別でみると「平均的な実残業時間」の平均は20代前半が一番長く、「多いときの実残業時間」の平均は20代後半が一番長い結果となりました。
「理想的な残業時間」は22.2時間、「許容できる残業時間」の平均は49.8時間となりました。性別でみると、男性よりも女性のほうが短い残業時間を希望しており、年代別では20代後半が許容できる理想的な残業時間、残業時間ともに一番長い傾向にあります。
業界別でみると、「平均的な実残業時間」の平均は「流通・サービス系(47.5時間)」、「金融系(41.1時間)」「IT系(34.6時間)」の順となりました。「多いときの実残業時間」の平均をみると、「IT系(83.5時間)」、「流通・サービス系(76.7時間)」、「金融系(68.5時間)」の順で残業時間が長い結果となりました。この2点をあわせてみると、「流通・サービス系」「金融系」は慢性的に残業が多く、IT系は時期によってばらつきがあることがうかがえます。
平均的な残業時間に対し、その残業時間が多いと感じるかどうかをたずねたところ、全体では「とても多い」が15.8%、「やや多い」が31.5%となっており、47.5%と約半数が残業時間が多いと感じていることがわかりました。 実残業時間ごとにみてみると、20時間以内の残業時間の場合は、残業時間が多いと感じている割合は19.8%、21〜40時間では47.9%、41〜60時間では77.9%となっており、40時間を越えると半数以上が残業が多いと感じる傾向にあります。また、61時間を越えると90%以上が残業時間が多いと感じています。
【 調査の概要 】
調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
調査期間: 2009年9月1日〜2009年9月30日
回答件数: 495件
◆ 調査結果に関する詳細はこちらをご覧下さい。
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月17日