レジェンダ・コーポレーション
大学向け新規事業『就職力育成プログラム』を提供開始
人事・採用アウトソーシングのレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役)は、新規事業として学校法人向けの就職支援ビジネスを立上げ、まず大学へ『就職力育成プログラム』を提供します。当社として、学校法人向けのサービス提供は、これが初めてとなります。
当社では、新規事業を立ち上げるに当たり、本年4月に専属チームを立ち上げ、プログラム開発を行ってきました。これまでの企業の採用支援で培ったノウハウ、過去3年に渡って実施してきた就職活動学生の動向調査などをもとに、就職活動を迎える学生にとって必要なプログラム開発を行いました。新規サービスは、企業の採用支援を行っている当社ならではの実践的プログラムとなっており、初年度で7校、1.4千万円程度、3年後を目処に、30校8千万円程度の受注、売上を目指します。
当初の受注先として、現在、千葉商科大学をはじめとした5大学があります。実施に当たっては、下記カリキュラムの中から、大学の特性や学生のニーズに合わせたプログラムを提供していきます。例えば、(1)就活ブートキャンプ(就活開始へ向けた集中講座)、(2)模擬面接実施(当社専門スタッフによる模擬面接の実施)の2つのカリキュラムを、本年10月から実施する大学などがあります。就職活動の全体像を見据え、応募受付から内定獲得までの各フェーズのポイントを網羅した講座と、実際の面接に近い模擬面接を提供し、短期間で就職活動を開始する際の基本的な心得を説明します。模擬面接では、面接官として面接1万人以上の経験をもつ、当社スタッフが対応します。
≪参考資料≫
近年、企業の採用人数の削減や新規採用中止に伴い、学生間の就職競争は激化、企業側も厳選採用を行うようになり、就職活動を行う学生にとって内定を取得することがますます困難となっています。
当社の新卒学生就職動向調査の経年変化比較によると、過去3年間において平均内定獲得数は年々減少しており、2008年新卒では2.1社、2009年新卒では1.6社、2010年新卒では1.0社となりました。学生の就職活動の感想においても、2010年新卒では「非常に苦戦した」48.4%、「どちらかというと苦戦した」33.0%と約80%の学生が就職活動で苦戦を強いられていることがわかりました。
また、当社の2010年4月入社の新卒学生就職活動調査(7月度)によると、2009年7月末時点で就職活動を継続して行っている学生に最も支援を期待する人を聞くと、「自分自身で取組む」が最も多く31.7%、次に「両親」が27.5%であることがわかりました。これらの状況から、就職活動を行う学生は、周囲に現在の就職活動の状況を踏まえてアドバイスできる人がいない中で苦戦を強いられていることがわかります。
こうした背景のもと、当社では企業の採用活動を支援することで採用現場の実態を熟知して生の情報をもっていることから、そのノウハウに関して大学よりお問合せをいただき、この度、新規事業として大学への『就職力育成プログラム』を展開していくこととなりました。
従来から弊社では、企業の採用活動の支援として『採用する人材像の設計』や『企業の面接官の代行』などを行っており、そこから企業が欲する人材や面接時で企業が着目するポイントなどを理解しており、そのノウハウの展開により、就職活動を行う学生へ適切な就職活動の支援ができると考えております。
【 詳細はこちら 】
http://www.leggenda.co.jp/news/20090928_01.html
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月29日