エファップ・ジャポンとテンプスタッフ
PR・広報人材育成で提携
PR・広報などのコミュニケーションに特化した人材の養成を行うエファップ・ジャポン(東京都渋谷区、伊藤美恵・代表)と総合人材サービスのテンプスタッフ(東京都渋谷区、篠原欣子・代表取締役社長)は、2009 年11月より業務提携を開始し、実践力を備えたPR・広報人材を育成するとともに、テンプグループの幅広い営業ネットワークを活用し、就業機会の拡大を目指します。
企業価値向上やリスク管理を目的に、恒常的なイメージ戦略構築や緊急時PR 対応の需要が高まっており、2008年のPR市場規模は741億円と、2年前より13.4%伸び、また、約8割のPR関連企業が、今後のPR業務の重要性を予測するなど、PR業界の成長が見込まれています(※1)。一方、昨今の景況感を受け2008年の総広告費は前年比95.3%の6兆6,926 億円と5年ぶりに減少していますが、インターネット広告は前年比116.3%と、費用対効果重視の流れがより顕著になっています(※2)。そのため、マーケティングから販売促進、PR まで、幅広い視野で業績アップにつながる手法や実践力、リスクへの対応力を備えた広報・PR人材が求められています。
一方、広報・PR職は長年、人気の職種ですが、実務経験が重視されるため、未経験からの就業が難しいのが現状です。しかし、広報・PR職を目指す方々の中には、関連資格の取得や習得知識だけで就業が可能と理解する傾向があり、求人市場とのミスマッチも課題とされています。
このような企業と求職者ニーズを踏まえ、このたび、エファップ・ジャポンとテンプスタッフは業務提携し、実践力を備えた広報・PR人材の育成と就業機会の提供および転職活動を支援致します。具体的には、テンプスタッフの登録スタッフは、エファップ・ジャポンが運営する講座を割引価格で受講できるため、PR・広報分野を目指す求職者は、リーズナブルに必要な知識の習得や実践機会が得られます。また、テンプスタッフでは、エファップ・ジャポンの卒業生に向けて、就職相談や仕事紹介を実施し、広報・PR職を目指す方々のキャリアップをサポートしてまいります。
このたび、両社が提携した大きな理由として、エファップ・ジャポンが有する実践力を備えた人材育成ノウハウがあります。同社では、現場で活躍できる人材育成を目指し、ファッション・流通・サービス・化粧品など各分野で活躍するプロフェッショナルな講師陣が、「ビジネスをする上で必要な一般教養科目」「コミュニケーション技術の習得」「専門知識・応用力の習得」「企業とのコミュニケーションによる現場レベルでの実践」の4分野で授業を展開。
中でも、テーマ別に調査・研究・発表の一連をチームで行う校外学習や、企業でのインターンシップを通じて、卒業後すぐに現場で活躍できる実践力を磨くことが可能なため、就業先企業からは「大きなポテンシャルと、高い可能性がある」と評価されており、2008年3月卒業生の就職率は90%となっています。
一方、テンプスタッフでは、PR・広報職経験者には、国内外のネットワークにより、幅広い業界や企業での就業機会が提供でき、未経験者には、紹介予定派遣を活用し、PR・広報分野への足がかりとなる就業機会を提供致します。これにより、広報・PR人材に強いブランドの確立が可能となります。
両社では、このたびの提携により、幅広い視野で業績アップや企業価値向上を後押しする高い実践力や専門性を備えた人材の育成を目指すことで、今後、益々、企業経営の重要な役割を担う広報・PR人材のキャリアップを支援致します。
(※1)社団法人日本パブリックリレーションズ協会「2008年広報・PR実態調査」(2008年1月〜12月)より
(※2)株式会社電通「2008年日本の広告費の概要」より
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・9月4日