パソナキャリア、
転職時の企業選びの基準に関する調査結果を発表
パソナキャリア(東京都千代田区)では、「転職時の企業選びの基準に関する調査」を実施しましたので、その結果をご案内いたします。
■ 調査結果概要
● 企業を選ぶ際の基準として上位にあげられたのは「仕事内容」「年収」「仕事のやりがい」。
● 年代ごとの傾向として、20代の会社選びは「働くスタイル」「仕事のやりがい」、30代の会社選びは「長期雇用を見据えて」、40代の会社選びは「条件面重視」という結果に。
■ 調査結果詳細
転職をする際の企業を選ぶ際の基準として上位にあげられたのは、「仕事内容」「年収」「仕事のやりがい」「勤務地」「長く働けそうかどうか」という点となりました。また、選ぶ基準の中で最も重要視するものと聞いたところ、上記とは若干順位が異なり、「仕事内容」「仕事のやりがい」「長く働けそうな会社かどうか」「職種」「企業の雰囲気・風土」の順となりました。
ここで特徴的な点は「年収」と「勤務地」です。企業選びの基準を複数選ぶ場合には上位項目としてあがってきましたが、『もっとも重視する』といった場合は、順位がさがっています。(最も重視/年収:6位、勤務地:8位)これらの点から、年収、勤務地といった条件面は企業を選ぶ際の基準にはなるものの、最終的な決定の基準となるものは、実際の仕事の内容面に関するものや、企業に関するものになるということが伺えます。
【 20代の傾向 】
全体・他の年代と比較し、「福利厚生」「勤務時間」が重視される傾向にあります。20代後半はそれ以外は他との違いはあまり見られないものの、20代前半では「勤務地」や「仕事のやりがい」が上位にきており、「仕事内容」「職種」「年収」といった点が全体より比率が低くなっています。この点から、20代前半は具体的な仕事の内容や年収よりも、働くスタイルや仕事へのやりがいといった点を重視していることが伺えます。
【 30代の傾向 】
30代前半の特徴として「長く働けそうな会社かどうか」「福利厚生」「勤務時間」といった安定面にかかわる点が、全体・他の年代と比較して低い傾向にありました。30代後半になると、逆に「長く働ける会社かどうか」「経営方針・ビジョン・経営者」といった点が全体・他の年代より高い傾向にあり、長期雇用を見据えた企業選びをしていることが伺えます。
【 40代の傾向 】
全体・他の年代との違いとして、上位項目が「年収」「職種」「勤務地」の順となり、逆に「仕事のやりがい」や「企業の雰囲気・風土」といった項目が低い傾向にあります。この点より、現在の条件面を維持しながらの転職を見据えて、企業選びをしていることが伺えます。
【 調査の概要 】
調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
調査期間: 2009年4月1日〜2009年4月30日
回答件数: 760件
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月18日