セーフティネット、『復職支援プログラム(R-STEP)』8月より開始
企業向けメンタルヘルスサービスのセーフティネット(東京都千代田区、山崎敦・代表取締役社長)は、うつ病や抑うつ状態などの精神的疾患で長期休職していた社員の職場復帰をサポートする『復職支援プログラム(Re-Start Evaluation Program(略称:R-STEP)』を精神科専門医と共同で開発。本年8月より企業向け営業を開始します。なお、共同開発にあたり、精神科医でもある児玉芳夫氏が代表を務める有限会社メンタルウェルネス(東京都武蔵野市、児玉芳夫・代表取締役)と提携しました。
休職者の職場復帰に際しての課題には、復職後に与える仕事の量と内容の判断ができず、結果、再発して休職になってしまうケースが散見されるため、「復職可能の診断書を受け取ったが、本当に復職させて良いかどうか判断に悩む」ことが多くあります。
セーフティネットの『復職支援プログラム(R-STEP)』は、うつ病などで概ね1ヵ月以上の長期休職し、主治医から「勤務可能」の診断書が出された社員を対象に、まずは企業へのヒアリングや本人の面談、提携精神科専門医の診断を経た後にプログラムを実施します。
『復職支援プログラム(R-STEP)』では、
(1) 対象社員が自己管理能力やストレス対処法を習得する『Re-Startプログラム』を受講(週1回、各5時間を3回実施 ※プログラムの概要は次ページをご覧ください)
(2) 提携精神科専門医による「総合判断書」を企業に提出
(3) 復職可の場合、「復職プログラム」もしくは「復職のための望ましいプラン」を企業に提案
(4) 復職後3ヵ月間、カウンセラーによる週1回の定期的な面談
により、円滑な復職をサポートします。費用は1人30万円から。年間100人の利用を目指します。
昨今、企業内でのうつ病や抑うつ状態などの精神的疾患の発症率は全社員数の2〜3%程度と言われ、また再発率は非常に高く、初発の場合1年以内に約半数が再発し、回を重ねる毎にその確率は高まると言われています。セーフティネットでは、これまでのサービス内容に新たに開始する本プログラムを加え、うつ病などの「予防」と「再発防止」に取り組んでまいります。
■ 『Re-Startプログラム』概要
実施回数: 週1回、各5時間を3回実施
講師: セーフティネット所属の産業カウンセラー、栄養士
Re-Startプログラムの主な内容:
1. 各種検査
2. 生活のリズムと自己管理能力の評価
3. 作業能力の評価
4. ストレスの対処方法の体験/
自律訓練法、認知行動療法、アサーションなど
5. その他
うつ病予防と食事(栄養)、その他
■ 『復職支援プログラム(R-STEP)』料金設定
● 会員企業:30万円/1人
● 非会員企業:40万円/1人
※ 会員とはセーフティネットの基本サービスである「よろず相談」の利用企業です。
◇ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
セーフティネット http://www.safetynet.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月3日